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逆転のドダイトス

草ポケモンで戦いたい。ただそれだけの考察です。
強いデッキ、戦えるデッキをお求めの方は回れ右して頂ければと思います。

ドダイトスの強み

ドダイトス

HPが190あるので、ダブルターボ込みのトリニティノヴァやどっすんグースカといった180打点を無条件で1回耐えるのはとても有益です。ちなみに、道具に頼れば(なべメット等)おとぼけスピットも2回耐えます。
また、自分の場に進化ポケモンが6体揃えば、2エネで300打点と言うのもVSTARや1進化exまで見れるのがとても有益でもあります。ちなみに技を打つためには効果の効いているリバーサルエネルギー1枚or無効化されたリバーサルエネルギー1枚+草エネ1枚で技が打てるため、やりようによっては手張りしていない状態から技宣言まで持っていくことが可能です。

進化前のハヤシガメの特性でゴリゴリに進化していくので、サーチにも困りづらいです。

デッキレシピ例

あくまで一例

必要札

■ ナエトル、ハヤシガメ、ドダイトスの進化ライン
コンセプトでもあるので4-4-4のラインが理想ですが、ドダイトスに進化するまでにナエトルかハヤシガメが1つないし2つ落とされることが多かったので、ドダイトスだけ3にしてあります。
マナフィが進化できずアンチシナジーなので入れていないため、出来る限りハヤシガメからドタイトスに進化して月光手裏剣で落とされないようにしたい所です。

■ レントラー、ゲンガー
どちらも無条件で場に出れる進化ポケモン。ドダイトスが狩り取られた後に空いたベンチ1枠を進化ポケモンで出せるのが強みです(そうすることで300打点を押し続けやすくなる)。意外にゲンガーを落としづらいのでそこだけは注意です。
また、リバーサルエネルギーがあるためレントラーによる奇襲を行う事もあります。主にパルキアとそらとぶピカチュウに対してですが。

■ ボール系(バトルVIPパス、ネストボール、ハイパーボール、ヒスイのヘビーボール、キャプチャーアロマ)
出来る限り積んで欲しいです。たねポケモンが展開できないと負け確定の場合が多いため、デッキの1/4の15枚を割いています。ひたすらに場にポケモンを置くためです。
キャプチャーアロマだけ、たねとは限らないのですが、ハイパーボールのコストが首を締めがちな事。進化ポケモンが引けることでその後の安定感もあがる事から、枚数を多めにするなどその辺はプレイスタイルにあわせてください。

■ ポケモン回収札(すごいつりざお、ミモザ)
進化ポケモンを場に置き続けないといけないことから、落とされてしまったポケモンないしは、ハイパーボールのコストや博士の研究で巻き込んでしまったカードの回収は必須だと思っています。
ここで条件は3枚(要は2進化ポケモンが1ライン全て)戻せることが重要だと考えています。クララのように2枚回収では正直足りません。飴もないので。

■ リバーサルエネルギー
活力源です。ナタネの活気のように心もとないエネ加速ではなく、手張りで攻撃可能なので絶対必須と考えています。

ここまでで合計36枚。基本草エネが最低でも4は欲しいので40枚がコンセプトを通すために必要な骨組みだと思います。

自由枠

■ ビッパ、ビーダルの進化ライン
ドローソースに回せる進化ポケモンであればなんでもかまいません。ズバット、ゴルバット、クロバットのひっそりごっそりドローライン。ラルトス、キルリア、サーナイトのリファイン(アルカナシャイン)ラインなど。
ただ、たねポケモンがどうしても細くなるので、たねを多めに出来るビッパラインを私は選択しています。それでもたねポケモンがたったの7枚。となると次に紹介するカードが欲しくなるわけですが。

■ 手札干渉カード(ナンジャモ)
もちろんジャッジマンでも良いんですが、とある理由からナンジャモに。これは回し方でも説明しますが、場が整うまでサイドは取らせるデッキなのでナンジャモの方が優位になる場面が多く感じます。
ちなみに、たねポケモンが少ないため、マリガンで相手の手札が潤沢になりがちなので、手札干渉手段は少々多めに持っておきたい所でもあります。

■ ぽけもんのどうぐ(こだわりベルト)
ここはプレイスタイルに合わせてください。VMAXを狩り取れるようにこだわりベルトにしていますが、リバーサルエネルギーを活用し2進化exにも打点を伸ばしたいのであれば、まけんちハチマキ。耐久型にするのであればなべメットやパニックマスク。打点が10だけでも欲しければげんきなハチマキなど、本当に自由枠です。

■ ドローカード(博士の研究)
徹底的に山をすすめたいのでドローカードには博士の研究を選びましたが、メタよりのドローでも構わないかと考えています。3枚引ければ十分つながる事も多いので。ヒガナの決意、セイボリー、さぎょういん、アクロマの実験など本当に好みでどうぞ。

■ ベンチ呼び出し(ボスの指令)
必須ではないんですが、あると時間稼ぎの可能性が上がるカード。基本的に出てきた相手のアタッカーポケモンをカウンターで狩り落としていくのでボスの指令の出番は少ないんですが、それを見越して裏で育てられてる場合などにベンチを呼ぶことはあるのでボスの指令です。セレナでドローと合わせてでも良いんですが、アタッカー以外を呼び出すことが多く、セレナだと呼べない事も多いためボスの指令になっています。

■ エネ加速(キバナ)
基本草エネルギーの現物が少ないため、トラッシュにエネルギーが落ちていないこともあるのですが、草ポケモン以外のサーチがデッキ単位として貧弱(縦引きしてなんぼ)なので、その保険も兼ねて入れています。
基本草エネルギーの現物が多くて持ってこれる手段(ワタシラガとか)を用意しているならナタネの活気でも十分かと。

■ スタジアム現物(頂きへの雪道)
リバーサルエネルギーを要所で使いたいためシンオウ神殿に対するカードとして現物の物が良いと思います。
序盤止められる場面も比較的多いので雪道にしていますが、展開を優先するならボウルタウンなんかでも良いと思います。

■ 基本草エネルギーの現物
枚数は体感にお任せしたいところですが、安心なのはリバーサルエネルギーと合わせて10枚だとは思います。

回し方

このデッキは逆転デッキです。
どのポケモンを取られてもサイドは1枚ずつしか進まないため、ゲッコウガ等によるまとめ取りや、ヨガループにスタークロノスのような追加ターンがなければ、基本的に相手に攻撃を(特に展開後はドダイトスの190も押し付けつつ)6回させるデッキです。それを常に頭に置いておきますが、逆に相手もサイドを1枚ずつしか進行させないようなロストバレットなどの場合、捲くりきる手段がない場合、ジリ貧で勝利はつかめないという特徴のデッキです。

勝ち方は基本的に毎回1ずつサイドを取られるような対面では、2-2-2のサイドを取る方法。もしくは2-2-1-2なんて場合もありますが、1を挟んだ場合、最低限返しでドダイトスが落とされないように動ければいけると思います。ドダイトスを落とすための相手のアタッカーを確実に仕留められる盤面を整えていきましょう。

ちなみに2-2-2のプランが通せそうならサイドは2枚ないしは3枚相手に献上しても間に合います。6-4で相手に番を返した後、1枚とられて6-3、2枚とって4-3、1枚取られて4-2、2枚とって2-2、1枚取られて2-1、最後に2枚とって0-1で勝利みたいな感じ。なので序盤焦る必要はありません。必ず捲れる用意があるのでじっと耐えます。(時間も耐えます)

最初に山を確認する際、必要なのはポケモンと回収札の枚数です。このバランスでゲーム終了までに出せる打点ラインをざっくり引きます。要は300を連打できるか。間に250を挟まないといけないかです。ここはレントラーとゲンガーの枚数が重要です。3枚あれば2-2-2と300の連発は可能。2枚だと1回は回収の必要あり。とそんな感じです。
あとは、進化ポケモンの数はきっちり確認して、進化ポケモンと同数のたねポケモンの展開に留めた方が良いと思います。例えばビーダル2枚。ビッパ3枚全てがあった場合、ビッパを1匹捧げて残りを進化する予定でビッパを3体展開した後、ボスでナエトルラインを狩られると打点が伸びず地味にしんどくなります。よって、進化ポケモンと同数のたねポケモンを置く事を徹底した方が良いです。

展開出来たあと、ハヤシガメとビーダルの優先順位ですが、正直状況次第なのでなんとも言えませんが、ハヤシガメを優先することが多いです。これはげっこうしゅりけんでナエトル2体取りが厳しいので、全部のナエトルをハヤシガメにして守っておく必要が出てくるかなと。ハヤシガメが場に立つと、山から次々に草ポケモンを呼び出すので地味ですが少なからず山は圧縮されます。

エネは基本草であれば手張りを優先しておきます。ビッパの逃げエネか攻撃の意思として。あとは、キバナの起動カードとしてですね。

いれかえカードが存在していないので、倒された後出すポケモンはよく考えてから出しましょう。ハヤシガメがバトル場に出ることが多くなると思います。と言うのもハヤシガメは次のターン十中八九ドダイトスに進化できるので、耐久が一番高いポケモンであり、攻撃出来る可能性もあるためです。

そんな感じで耐えきっていると盤面が終局に向かって後は殴るだけみたいになっていると思うので、勝利に向かって最速でプレイしてください。多分勝ちが見えた時点で5分を切っていることが多いと思いますので。

いかがでしたか?

そんなわけで、ドダイトスの考察でした。

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