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ファイナルファンタジータクティクス~その5
FFT最大のサブイベント、それがディープダンジョン。
スクウェアは昔、ファミコンで
『ディープダンジョン1~3』を発売してまして。
(4は別のメーカーが発売)
それがこの大迷宮の由来だそうです、はい。
いわゆるエキストラダンジョンで、
強力な武具が眠ってる。
伊賀忍刀に甲賀忍刀、エクスカリバーなどなど…。
全部ゲットして戦力増強だ!
そんなわけでディープダンジョンの中へ。
しかし中は真っ暗。
もちろん地形も複雑だ。
まあ移動できる範囲のパネルは見えるんだけどね。
ムーブアビリティの『テレポ』(魔法じゃない)をセットすれば、
フロアの全体を見渡すことも出来るぞ。
また敵を倒して3カウント後、
クリスタル化させることでも明るくなる。
宝箱が出ちゃうこともあるけどさ。
ディープダンジョンは全十階層で、
次のフロアへ進むには、『出口』を見つけなくてはならない。
メンバー全員であちこち踏んでみましょ。
おっと、罠もあるので要注意。
…でも、その罠を使ってレベルを下げることもできる。
成長率の低い初期ジョブでレベルを下げてから、
忍者などでレベルアップ&ステータス強化なんて方法も。
そこまでして、誰と戦うんだって話だけど。
んで、その罠のあるパネルが重要なのだ。
ムーブアビリティに『アイテム発見移動』をセットし、
そのパネルを踏むことで、アイテムが入手できるのです!
ただし入手できるのはパネルごとに一回限りで、
発見できるアイテムには通常/レアの二種類がある。
そしてレアアイテムは『慎重なやつ』ほど見つけやすい。
どういうことか、わかるかな?
前にもチラッと話した、Brave(勇気)です。
実はこの数値が低いユニットほど、
レアアイテムの発見率が高くなるのだ!
そのために初期Braveが低いラファさんを残しておいたのだ。
ラファのBraveを『おどす』でさらに下げれば、完璧。
Braveが低い=戦闘面では役に立たないが、
アイテム回収係として、ディープダンジョンでは忙しくなる。
ゲルミナス山岳で拾える『消えるマント』もあると、
アイテムの回収が捗るぞ。
こうしてラファさん一世一代の活躍が始まる…。
…え?
ディープダンジョンに敵はいないのかって?
そんなの全剣ジジイで一掃ですよ。
丸腰の人類を相手に、鎧の巨人が突撃するよーなものだ。
Braveが10のラファなら、
レアアイテムを引く確率は90%。
一発勝負なので、ハズレが出た時はリセットだ。
(街の設け話もBraveが高すぎると失敗するんだよね)
それにしても便利すぎるね、消えるマント。
やがてディープダンジョンの最深部『END』へ辿り着く。
ここでは初回に限り、特別なボスが登場する。
こいつは幻の召喚魔法『ゾディアーク』を撃ってくるぞ。
召喚士が敵の召喚魔法を食らうと、ラーニング(習得)できる。
そしてゾディアークはここでしかラーニングできない。
それを目的として、メンバーの編成だ。
とりあえず攻撃面は全剣ジジイがいれば充分か。
ゾディアークは威力が高いため、
召喚士には『MPすり替え』をセット。
これでMPが残ってるうちはダメージを逃がせる。
さらに『MP回復移動』をセットすれば、完璧だ。
あとはボスのオトモをどう片付けるか…。
ディープダンジョンの最深部にて、
ついに私は『最強の魔法』を使うことに。
全員に『百八の数珠』(カエル無効)を装備させたうえで…。
もう、おわかりですね?
CT5トード!!!
これによって、敵の大半は無力なカエルとなった。
当時は『悪魔の魔法』とまで呼ばれた、CT5トード。
こいつはひでえ。
ゾディアークは無事にラーニング。
召喚士4人で受けてみたけど、
ラーニングできたのは主人公だけだった。
このゾディアークを敵の召喚士に撃って、
また撃ち返してもらえば、
ほかのユニットも習得できるらしい。
私は一度も試したことがないので知らない。
後ろにいるのは哀れなカエルたち。
ゾディアークを習得後、
改めて最深部へ今度はラファさんが出撃。
カオスブレイドも回収しておいた。
これでディープダンジョンは終了。
続いてベーオウルフのサブイベントの最後、
ネルベスカ神殿へ挑む。
ネルベスカ神殿は、
クリアするだけなら難しくない。
しかし神殿のレアアイテムを入手して…となると、
難易度が跳ねあがるのだ。
アイテムは柱の上にもあるんだけど、
ムーブアビリティに『アイテム発見移動』をつけてると、
JUMP+系のアビリティをセットできない。
なので、仲間のホーリードラゴンや鉄巨人を
『足場』にして登るわけ。
…わかるか!
注意点はもうひとつ。
ここには最強の盾『エスカッション』と
最強の槍『ジャベリン』が隠されてるんだけどさ。
最弱の盾も名前は『エスカッション』、
同じく最弱の槍も名前は『ジャベリン』だったりする。
ただ、アイテムの『色』が違うので、
入手時のアイコンで見極めよう。
こうして最強クラスの武具を揃え、
大陸一危険なグループとなったラムザたち。
彼らは歴史の裏側で、
聖石の真相に迫っていく…。
ここからはダイジェストでどうぞ。
長兄ダイスダーグと対決!
3幹部との力比べ。
…って、全剣ジジイのダイジェストになってるな。
そしてスタート地点でもある
オーボンヌ修道院の地下から、最終決戦の地へ。
アグリアスさんも聖剣技で頑張ってます。
ラスボスは…妹っ?
ちょっとエッチな格好になったりして。
アルテマたんはぁはぁ。
しかしネルベスカ神殿で手に入れた
ジャベリン(強)で、このダメージ!
伊賀忍刀+甲賀忍刀の二刀流+攻撃力アップでは、
300×2なんてダメージも出てしまった。
ラスボスのHPは3000程度…。
おまけにこっちは忍者でレベルアップしてきたから、
順番がまわってくるのも早い。
ラスボスは真の姿となるも、
妹のアルマちゃん(NPC)に通常攻撃っていうね…。
その間にタコ殴りで沈めてやった。
堂々のクリア!
ディープダンジョンの武具が強力すぎたね。
あと全剣ジジイも強すぎたね。
そんなこんなで『ファイナルファンタジータクティクス』でした。
ジョブやアビリティがてんこ盛りな分、
大味なゲームだなあ…というのが率直な感想。
デコボコのマップは見づらいけど、
UI(ユーザーインターフェイス)は水準をクリア。
行動順の確認なども可能。
(詠唱中の魔法の範囲確認は、PSP版から?)
ヘルプも充実してて、
プレイヤーへの配慮には抜かりはなかった。
まあバランス面は…ねえ。
白羽取りなど一部のアビリティは強力すぎるし、
リオファネス城の難しさは明らかにトチ狂ってる。
チャプター4の後半はオルランドゥだけで片付いちゃう。
一応、オルランドゥは初心者への
救済用キャラって位置づけらしいけど。
ついでに当時『源氏グッズは盗める』と
ガセネタを載せた攻略本は罪深い。
ゲームバランスはぶん投げ、
色んなアビリティで『俺ツエー』するゲームだね。
そういう意味では戦略SLGではなく育成RPGなんです。
ストーリーも秀逸。
特にディリータの失望→達観→傲慢→孤独
という流れは、よくできてた。
フキダシ自体は小さくて、テキスト量もさほど多くないのにね。
『FF』のブランドに頼らず、
しっかりと作り込まれている名作でした。
むしろ『FF』というタイトルを背負ってるからこそ、
本気のゲームになったのでしょう。
(ほんと、FF14やFF15は何やってたんだか)
興味のあるかたは、アーカイブスなどで是非。
そして序盤、チョコボの群れにボコられてみてください。