Amazonアソシエイトの「納税者番号(TIN)」について
会社でAmazonアソシエイトの申請をしました!
そして、支払情報の入力をしたところ「税務情報に関するインタビュー」に入力するよう案内が表示されました。
「税務情報に関するインタビュー」の入力の画面で一つ一つの項目を入れていくと、「納税者番号(TIN)の入力」の箇所で「私は米国以外のTINを持っています。」にチェックを入れ、自分の「納税者番号(TIN)」を入れる項目がありました。
ん?なんだ?「納税者番号(TIN)」って?
ググってみると「納税者番号(TIN)」にマイナンバーを入れたという記事が多かったのですが、私は海外企業にマイナンバーを知らせるのは抵抗がありました。
そこでAmazonにお問い合わせ。
Amazonからの回答は次のとおりです。
え?そこは「いいえ」にしたんだけど・・・
「米国の税務上、ご自身は米国人ですか?」という項目において「いいえ」を選択した記憶はありますが、誤操作で「はい」になっていたんですね。
解決法は2つ。
① 「納税者番号(TIN)」を入れる
② 今のアカウントを削除して作り直す
最終手段は②だな、と思い、「納税者番号(TIN)」を入れる番号はマイナンバーかどうか、Amazonに確認しました。
すると、Amazonからは「税務情報の入力に関するサポートにつきましては、当プログラムではサポート出来ません」という回答でした。
そこで、マイナンバーカード総合サイトにもメールしました。
マイナンバーカード総合サイトの回答は「マイナンバーは納税者番号ではございませんが、海外の税務当局などへの報告のための納税者番号としてマイナンバーを記載することは問題はございません。」でした。
ご丁寧にQ&A付です。
■国税庁 <番号制度概要に関するFAQ>
Q3-13-1
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/mynumberinfo/FAQ/gaiyou_qa.htm#a313-1
ということは、やっぱりマイナンバーで問題ないのか・・・
いや、でも・・・マイナンバーなん?
ただ、マイナンバーカード総合サイトのメール文には続きがあって、「ご利用先が求める情報としてマイナンバーが相当するかどうかにつきましては、お手数ですがご利用先へご確認いただきますようお願いいたします。」と書いてありました。
要するに、結局Amazonへ問い合わせたほうがいいということになります。
しかし、Amazonから回答をもらったように、税務情報においてはサポートできないということなので、教えてもらえません。どうしたものか迷いました。
マイナンバーカード総合サイトの回答は、「問題ありません」ならマイナンバーでいいのでは?と思いますが、仕事上、マイナンバーの取り扱いに気を配る立場からどうしても抵抗があります。
私は税理士事務所に勤務しております。
マイナンバーを取り扱うとき、紙ベースで預かるときは鍵のかかる棚に、データベースで預かるときは会社のパソコンには残さず、暗号化して別の場所に保管しているからです。
Amazonはそこまでしているのかわからないし、国内企業の保管方法が海外企業にまであてはまるのかもわからない。
はっきりしない中で、マイナンバーを入力するのは抵抗があるので、アカウントを作り直す選択をしようと思いました。
そこで、よくよく考えてみると、うちは会社でAmazonアソシエイトの申請をしているので、法人番号でいいやん!と気が付きました。(←ここまでマイナンバーにこだわっていてこのオチって・・・)
法人番号はマイナンバーと違い、ネット上で公開されています。
上司の税理士にその旨を伝えて、「納税者番号(TIN)の入力」の箇所に法人番号をいれました。
今回の件は解決です笑。
そもそも論ですが、私が、「米国の税務上、ご自身は米国人ですか?」という項目において「はい」を誤操作しなければ、こんなことになりませんでした。
入力には十分に気をつけましょう。
そう考えると、ネット上で「納税者番号(TIN)」を入れる番号はマイナンバーだと言っている記事はどうしてだろう?と思うわけですが、これについてはこの方にその時の状況だとそうなんだろうと思うしかありません。
常に変化していきますからね!
ということで、今回の話も今の状況の話でした!!
以上です(*´▽`*)
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