氷河期世代の愚痴09

限界がきていたのは私だけでは無く、他の社員達も同様でした。

最初は私の入社直前に入社していた女性。

彼女の退職が朝礼で発表されました。
後から聞きましたが、結婚等でも無く、こんな業務環境ですので特に次の職場は決まっていない。

端的に言えば「ゆっくりしたい」との事でした。
彼女はもうデザインの仕事はしないと言って去っていきました。

そして、その次は最初の彼女より前に入社していた女性(職場の一番のベテラン)。
彼女はシッカリしていて退社する意思を示す前に残った有給を使い切る為、特定の日に早退して語学の学校に通い退社後は留学すると言って去っていきました。
社長もあからさまに不満げでしたが、はっきりと意思を示されると気が小さいので言い返せず、辞める覚悟の人間には強くは出れなかったようです。

そして残ったのは私と、今まで話に出なかったですが私の入社から半年程経ってから入社した女性。あとは社長の3人となりました。

そして、2人が去ってすぐに行われた社長との面談で社長は私に「今度からは君がこの会社を引っ張ってほしい。。」と言ってきたのです。

普通であれば「はい!頑張ります」とか言うんでしょうが私の心には一切響かず。。出た言葉は「私も辞めようと思っています」でした。

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