見出し画像

過去最長 80㍍のり巻き

5年ぶりの再開に300人(石巻市中央)

 県産焼きノリで「ジャンボのり巻き」を作るイベントが12日、石巻市中央のかわまちオープンパークで開かれた。コロナ禍を経て5年ぶりの開催で、参加した約300人は過去最長の約80㍍に挑戦。完成したのり巻きは切り分けて全員に振る舞われた。

慎重にくるむ参加者たち

 20年ほど続く恒例行事で、令和元年までは毎秋にアイトピア通りで開かれていた。今回は㈱街づくりまんぼうと中央銀座会で構成するかわまちイベント実行委員会の主催。旧北上川沿いの景観をPRしようと、かわまちオープンパークに場所を移した。

 ノリや具材は、これまでに続き東北海苔問屋協同組合が提供。同組合の青木利光副理事(71)=同市中央=は「みんなで楽しく作ればきっとうまく行くはず。無事完成させておいしく食べましょう」と呼び掛けた。

完成したのり巻きを持ち上げた

 その後、参加者は手袋をはめてノリの上でシャリを薄く伸ばした。その上にカニカマやかんぴょうを錦糸卵で包んだ太巻芯を並べ、互いに息を合わせて慎重にくるんだ。完成したのり巻きは、掛け声にとともに一斉に持ち上げた。

 石巻小1年の小椋咲弥さん(6)は「みんなで巻いたりするのが楽しかった。おうちでおいしく食べたい」と話した。【泉野帆薫】

最後まで記事をお読みいただき、ありがとうございました。皆様から頂くサポートは、さらなる有益なコンテンツの作成に役立たせていきます。引き続き、石巻日日新聞社のコンテンツをお楽しみください。