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観光大使 重田さん | 石巻の印象力もアップ

背景パネルで納税PR

 印象評論家で、いしのまき観光大使の美有姫(重田みゆき)さんは2日、亜細亜大学の学生と一緒に市役所を訪ね、市のふるさと納税をPRする際に使うバックパネルを披露した。動画配信時の背景にするパネルで、市から年間寄付額20億円超えの期待を託された。

 パネルは幅約3㍍で高さ約2・3㍍。石巻市の名と市の観光PRキャラクター「いしぴょんず」、亜細亜大ホスピタリティ・マネジメント学科重田みゆきゼミナールの通称である「MYK」の文字などを規則正しく並べたカラフルなデザイン。市からふるさと納税をPRする依頼を受けた重田さんは、パネルを活用しながら月1回ほど、返礼品の商品をMYKの動画チャンネルやSNSで宣伝する。

バックパネルの前で寄付の返礼品になる産品をPRする重田さんと学生

 重田さんは石巻川開き祭りに合わせ、54人のゼミ生とともに市役所を訪問。市職員が熱心に歓迎し、岡浩復興企画部長は「ふるさと納税寄付金は昨年度に13億円を超えたが、もう少し増やしたいので協力をお願いしたい」と期待した。年間の目標額を聞いた重田さんは「あと7億円稼ぐのは責任が重いが、笑顔とやる気で頑張る」と前向きになった。

 パネルを除幕し、その前でさっそく重田さんがライブ配信。ふるさと納税でもらえる市の水産加工品などを片っ端からほめちぎった。

 重田さんは震災の翌年から市内で講演などの復興応援活動を実施。8年前からはゼミ生とともに石巻を訪れ、川開き祭り会場での清掃や各種手伝い、大漁踊りへの出演などを行っている。
【熊谷利勝】

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