見出し画像

石ノ森萬画館 高所作業車でゴシゴシ屋外清掃

 石ノ森萬画館で4―5日、屋外清掃が行われた。同館を運営する(株)街づくりまんぼうのスタッフが高所作業車に乗り込み、高圧洗浄機とブラシを使って風雨にさらされてたまった汚れを洗い落とした。

 同館は造船が盛んに行われた石巻市に開設するにあたり、石ノ森章太郎さんが宇宙船をイメージした建物をデザインした。高さ14メートルの楕(だ)円体状の外観を清掃するため、同社の大森盛太郎次長は高所作業車を運転する免許を取得。22メートルまで伸びる車両を自ら操作し、〝宇宙船〟を清掃した。


石ノ森萬画館が2年ぶりの外壁清掃 (16)

高所作業車に乗り込んだスタッフが汚れを洗い落とした

あすの屋外上映へ外観清掃

 9日には、同館の外観をスクリーンにした映画上映イベント「かわべでシアター(同社主催)が開催されることもあり、2年ぶりの定期清掃となった。大森さんは「きれいになった川辺や萬画館の景観と一緒に上映を楽しんでほしい」と話していた。

 かわべでシアターは午後7時半から。会場はいしのまき元気いちば前の堤防で「仮面ライダー令和ザ・ファースト・ジェネレーション」を上映する。観覧無料。

【石森洋史】

最後まで記事をお読みいただき、ありがとうございました。皆様から頂くサポートは、さらなる有益なコンテンツの作成に役立たせていきます。引き続き、石巻日日新聞社のコンテンツをお楽しみください。