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石巻・東松島・女川のグルメ紹介 観光客にもピッタリ!

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石巻市・東松島市・女川町の飲食店を紹介するマガジン。石巻日日新聞社の記者が一軒ずつ丁寧に取材し、店主の思いやイチ押しの一品などをご紹介します。ランチや夜のお店選びにご覧ください。…
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石巻グルメ ジャンル別ナビページ

マガジン「石巻地域の美味しいナビ~気になるお店~」は、石巻地方のおすすめ飲食店の一覧です。石巻日日新聞社の記者が一軒ずつ丁寧に取材し、店主の思いやイチ押しの一品を聞きました。旬の海鮮料理はもちろん、ラーメン、おそば、定食、洋食、中華も!食材王国石巻のグルメを家族のだんらんに、友達との交流に、そして新たな発見に、ご活用ください。随時、地域の新店舗を紹介していきます。お楽しみに! ※掲載店の情報(価格、メニュー等)は石巻日日新聞掲載時のものです。 石巻日日新聞の紙面では毎週土

景色と食事で地域堪能|北上川テラス 七間倉(石巻市北上町)

 石巻市北上町の国道398号沿いで営業する「北上川テラス 七間倉」は、100年以上前の古い米倉を改装した飲食店。北上川河口を望みながら、シジミやワカメなどの地場産を使った料理が味わえる。 窓際で河口一望  地元企業が観光拠点化を目指して整備。建物は大正時代の「旧鈴木家住宅板倉」を移築して改装しており、近く国の登録有形文化財になる見通しだ。ちょうど北上川と追波湾の境目にあり、川側の席は河口を一望できるカウンター席。飲食店を示す大きな看板はなく、一見すると何の店か分からないが

おいしいパンを地域のために|パン屋はこ(石巻市流留)

 石巻市流留の「パン屋はこ」。県内外のパン屋で20年近く修業を積んだ千葉裕美子店主が実家敷地内に構えた店で、「おいしいパンを地域のために」がモットー。店内にはバラエティー豊かな自慢の手作りパン約50種類が並び、選ぶ楽しさがある。 約50種で選ぶ楽しさ  原料の小麦は国産で、塩は万石浦の海水からできたミネラル豊富な「伊達の旨塩」。中力粉は東松島市のアグリードなるせの品を使うなど、地元の魅力を凝縮した焼き立てパンをそろえる。  人気の塩バターパン(税込183円)は全粒粉を用

食事も酒もイケる中華店|拉麺 暁(石巻市立町)

 目指したのは、食事だけでなく、酒のさかなとしても楽しめる町中華。深夜も営業しているほか、最近はランチも始めた。麺類だけでなく一品料理も豊富。金粉を乗せたラーメンや1人20分以内で完食すると無料になる激辛メニューもあり、酒のつまみになる話にも事欠かない店だ。 ランチ営業も開始  人気の料理は「よだれ鶏」(小550円、大1100円)。低温でじっくり調理した鶏は柔らかく、黒ごまベースのたれは甘辛くご飯にも酒のお供としてもぴったり。一度食べれば、まさに思い出すだけでよだれが出る

地場産ビールと食を気軽に|イシノマキホップワークスタップルーム(石巻市中央一丁目)

 石巻市で唯一のクラフトビール「巻風エール」の醸造所隣に令和6年2月、交流型ビアスタンドが誕生した。週末限定のオープンで、地ビールと地域食材を使ったおつまみが気軽に楽しめる。 醸造所隣で週末限定  新規就農支援などに取り組む一般社団法人「イシノマキ・ファーム」(高橋由佳代表)が令和4年、映画館の旧日活パール跡地に醸造所「イシノマキホップワークス」を開設。新たにビアスタンドを設け、その場で味わえるようになった。  基本は立ち飲み形式で、店内は10人ほどが入れる広さ。主軸商

一皿におかずいっぱいランチ|カフェバンクシアローズ(石巻市丸井戸)

 ランチを基本にしながら、火、水曜はモーニングを提供し、月、木曜日は「お弁当の日」として注文を受け付けている。令和3年3月のオープン以来、試行錯誤を重ねながら経営しており、それだけ通う楽しみがある。 モーニングにサンドどうぞ  モーニングは2個入り450円からのサンドイッチが主。タルタルたまご、厚焼きたまご、HLT(ハム・レタス・トマト)が定番で、ほかに肉系などその日のサンドイッチから選べる。  ランチタイムは、ご飯や6―7種のおかず、デザートを一皿に盛り付けたプレート

家族経営の主戦級に使える居酒屋|酒鮮ばんだい(石巻市立町二丁目)

 立町大通りに面したビルの階段を上った先の酒鮮ばんだいは、その名の通りさまざまな酒と新鮮な刺身が楽しめる居酒屋。家族経営で、本格的なケーキが味わえるのもうれしい。午後4時から営業していて、早い仕事終わりに立ち寄れて便利だ。 午後4時から営業  市内の飲食店で長く腕を磨いた萬代晴一さんが、仙台で料理を修行してきた次男の翔太さんのUターンを機に一念発起。日本政策金融公庫と石巻商工信用組合の支援を受けて合同会社「エース」を創業し、店舗を借りて令和6年4月に念願だった親子の店をオ

古民家で身も心もゆったり|「Cafeユーカリ」(石巻市桃生町)

 石巻市桃生町にある「カフェユーカリ」は、手作りのみそや野菜を使った体に優しい料理を提供する。古民家を改装した店内は落ち着いた雰囲気で、子連れの人も安心の広々とした空間になっている。 たっぷり野菜で体に優しく  令和6年3月で2周年を迎えた。カフェの出店は、地元に暮らす佐々木優子さんの長年の夢。子育てや介護が一段落した頃、友人らの後押しで開業を決めた。  20年以上空き家になっていた木造2階建ての古民家を知り合い伝いに買い取り、内装業を営む夫ともに改修、改装。しゃれたイ

創業から変わらぬ手作りの味|らーめんハウス王水(石巻市蛇田)

 らーめんハウス「王水」の蛇田本店は平成3年にオープン。流留、矢本店のほか、イオンモール石巻のフードコートにも出店しており、この地域になじみ深い店だ。愛される秘密は手作りへのこだわり。下処理から手間暇かけた熱々の「五目うま煮らーめん」(税込み1133円)が人気で、これから季節はとくにおすすめだ。 地域に親しまれ三十余年  五目うま煮らーめんは、あんかけにエビ、イカ、白菜、きくらげ、たけのこ、にんじん、もやし、豚肉など11種の具材が入っており、ボリューム満点。あんが細麺に

本家にはない特製やカレーも|らーめん奉蘭東松島家(東松島市赤井)

 石巻市大橋にあるらーめん奉蘭が、2号店を東松島市に構えた。ここだけの特製やカレーがあり、本家に慣れた人も通う楽しみがある。 あおり味噌が人気  らーめんは太麺のあおり味噌(税込1千円)ちぢれ麺の中華そば(800円)、貝だしの塩(同)が基本。中でも客の半数が注文するのがあおり味噌で、秘伝のラードでひき肉、もやし、玉ねぎ、さらに味噌まで炒めることで香ばしく仕上げた。中華鍋をしっかり〝あおる〟のが名前の由来だ。 基本のスープは鶏、豚を使用し、味噌は石巻産の白みそを中心に複数

古き良き喫茶店メニュー| Twinkle(石巻市湊東)

 白と緑を基調とした洋風のかわいらしい外観はまるで、ミニチュア玩具のドールハウスのよう。パステルグリーンが映える落ち着いた店内で味わえるのはナポリタン(税込600円)やクリームソーダ(500円)など古き良き時代の喫茶店メニュー。店舗2階に雀荘を構えているのも特徴で、どこまでも昭和時代の懐かしい雰囲気が漂う。それが「ツインクル」だ。 安価でボリューミー  ナポリタンに加え、カレーライス、ピラフ、ミートソース、きのこパスタなどはいずれも600円。午後2時までランチタイムセット

家族向け仕様で再出発|Bamboo Shoot(石巻市駅前北通り)

 スパイスカレーが人気のエスニック料理店「バンブーショット」が令和5年7月に移転オープンした。20年以上営業していた以前の店舗は大人向けの落ち着いた雰囲気だったが、新店舗は小上がりの席を設けるなど家族層にも親しみやすい仕様。ランチタイムは子連れのママさんたちでにぎわっている。 スパイシーな一品堪能  コロナ禍などで立町の店の営業を見合わせ、ここ数年はキッチンカーで地域を回ってきた。新店舗は経営者の鈴木健司さん)と富子さん夫婦が「家族層に向けた郊外型のレストランにしよう」

〝地域のパン屋〟目指して|ラブリースイーツファクトリー(石巻市鹿妻北)

 令和4年5月にオープンした「ラブリースイーツファクトリー」は、県産米粉を使ったサクッともちもち食感の焼きたてパンを常時35種類販売している。社会福祉法人夢みの里トータルサポートセンターみんなの夢広場が、就労継続支援B型事業として運営。職員と利用者は〝地域のパン屋〟を目指しており、今では市内外のリピーターを獲得している。 もちっとクロワッサン  元は和菓子やタルトを取り扱う店で、コロナ禍もあり新たな方向性を模索した。センター職員が栗原市でパン作りや米粉の活用を学び、その

市内最初のパスタ専門店|スパゲッティハウス ロマーナ(石巻市中里)

 「スパゲッティハウス ロマーナ」は石巻市内で初めてのパスタ専門店として昭和63年にオープンし、東日本大震災で被災しながらも長い歴史を刻んできた。平成、令和と時代を超えて変わらない味が、多くの客に愛されている店だ。 時代を超えて愛される店  初代店主の三國文正さんは昭和53年、同市西山町に喫茶店「伊万里」をオープン。その後、パスタ専門店として勝負しようと中里に現在の店を構えた。現在は2代目の真広さんが店主となったが、伊万里時代から通い続ける常連客がいる。  メインのパス