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石巻・東松島・女川のグルメ紹介 観光客にもピッタリ!

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石巻市・東松島市・女川町の飲食店を紹介するマガジン。石巻日日新聞社の記者が一軒ずつ丁寧に取材し、店主の思いやイチ押しの一品などをご紹介します。ランチや夜のお店選びにご覧ください。…
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#石巻

石巻グルメ ジャンル別ナビページ

マガジン「石巻地域の美味しいナビ~気になるお店~」は、石巻地方のおすすめ飲食店の一覧です。石巻日日新聞社の記者が一軒ずつ丁寧に取材し、店主の思いやイチ押しの一品を聞きました。旬の海鮮料理はもちろん、ラーメン、おそば、定食、洋食、中華も!食材王国石巻のグルメを家族のだんらんに、友達との交流に、そして新たな発見に、ご活用ください。随時、地域の新店舗を紹介していきます。お楽しみに! ※掲載店の情報(価格、メニュー等)は石巻日日新聞掲載時のものです。 石巻日日新聞の紙面では毎週土

景色と食事で地域堪能|北上川テラス 七間倉(石巻市北上町)

 石巻市北上町の国道398号沿いで営業する「北上川テラス 七間倉」は、100年以上前の古い米倉を改装した飲食店。北上川河口を望みながら、シジミやワカメなどの地場産を使った料理が味わえる。 窓際で河口一望  地元企業が観光拠点化を目指して整備。建物は大正時代の「旧鈴木家住宅板倉」を移築して改装しており、近く国の登録有形文化財になる見通しだ。ちょうど北上川と追波湾の境目にあり、川側の席は河口を一望できるカウンター席。飲食店を示す大きな看板はなく、一見すると何の店か分からないが

港町の立地生かした料理提供|旬ノ酒場 すばる(石巻市鋳銭場)

 石巻市鋳銭場にたたずむ飲食店「旬ノ酒場 すばる」。令和3年10月にオープンし、3年目を迎えた。地域でとれる水産物、農産物にこだわったメニューを提供し、それに合わせる日本酒も、市内の酒蔵に加えて東北地方から厳選している。 日本酒は常時30種以上  同店を経営する㈱采(さい)の今藤正太郎社長は、すでに同市内で飲食店「のれん」と「もぐもぐ」を営んでおり、「すばる」が3店舗目。飲食店で働いていた経験を生かし、20代で独立した。コロナ禍にも負けずに経営を続け、「すばる」は多くの常

おいしいパンを地域のために|パン屋はこ(石巻市流留)

 石巻市流留の「パン屋はこ」。県内外のパン屋で20年近く修業を積んだ千葉裕美子店主が実家敷地内に構えた店で、「おいしいパンを地域のために」がモットー。店内にはバラエティー豊かな自慢の手作りパン約50種類が並び、選ぶ楽しさがある。 約50種で選ぶ楽しさ  原料の小麦は国産で、塩は万石浦の海水からできたミネラル豊富な「伊達の旨塩」。中力粉は東松島市のアグリードなるせの品を使うなど、地元の魅力を凝縮した焼き立てパンをそろえる。  人気の塩バターパン(税込183円)は全粒粉を用

手作り無添加キムチ専門店|kimuriya(キムリヤ)(石巻市渡波)

 石巻市渡波の「kimuriya(キムリヤ)」は、本場韓国の味を追求した木村京子店主が手作りする完全無添加な「キムチ」の専門店。作りたてにこだわったフレッシュさが売りで、使用する野菜もほとんどが石巻産だ。 本場韓国の味を追求  冬季限定品で人気なのは「白菜のキムチ」(300㌘、税込550円)。煮干しと昆布、かつお節で取っただしに、セリやなめこなど10種の具材を合わせた品で、素朴な味わいの中にふわふわとした白菜の食感とマイルドな辛さが感じられる逸品。だし入りなので、みそ汁に

食事も酒もイケる中華店|拉麺 暁(石巻市立町)

 目指したのは、食事だけでなく、酒のさかなとしても楽しめる町中華。深夜も営業しているほか、最近はランチも始めた。麺類だけでなく一品料理も豊富。金粉を乗せたラーメンや1人20分以内で完食すると無料になる激辛メニューもあり、酒のつまみになる話にも事欠かない店だ。 ランチ営業も開始  人気の料理は「よだれ鶏」(小550円、大1100円)。低温でじっくり調理した鶏は柔らかく、黒ごまベースのたれは甘辛くご飯にも酒のお供としてもぴったり。一度食べれば、まさに思い出すだけでよだれが出る

思い出の味をつなぐ店|炭火焼き 焼き鳥麦(石巻市開北四丁目)

 令和6年4月に開店した「炭火焼き 焼き鳥麦」の店主は、石巻市千石町にあった「大場やきとり屋」で働いていた菊田美穂さん。「大場の味を再現して残したい」という思いとともに、本格的な炭火焼き鳥を提供している。 丹精込めた1本味わう  菊田さんは東日本大震災後、大場やきとり屋の店主だった幼なじみの大場江里子さんの誘いで一緒に働いた。平成27年の店の火災で江里子さん(当時27歳)が亡くなり、いつか店を構えて大場の味を残したいと考えてきた。店の名は江里子さんの愛称であった「麦ちゃん

地場産ビールと食を気軽に|イシノマキホップワークスタップルーム(石巻市中央一丁目)

 石巻市で唯一のクラフトビール「巻風エール」の醸造所隣に令和6年2月、交流型ビアスタンドが誕生した。週末限定のオープンで、地ビールと地域食材を使ったおつまみが気軽に楽しめる。 醸造所隣で週末限定  新規就農支援などに取り組む一般社団法人「イシノマキ・ファーム」(高橋由佳代表)が令和4年、映画館の旧日活パール跡地に醸造所「イシノマキホップワークス」を開設。新たにビアスタンドを設け、その場で味わえるようになった。  基本は立ち飲み形式で、店内は10人ほどが入れる広さ。主軸商

一皿におかずいっぱいランチ|カフェバンクシアローズ(石巻市丸井戸)

 ランチを基本にしながら、火、水曜はモーニングを提供し、月、木曜日は「お弁当の日」として注文を受け付けている。令和3年3月のオープン以来、試行錯誤を重ねながら経営しており、それだけ通う楽しみがある。 モーニングにサンドどうぞ  モーニングは2個入り450円からのサンドイッチが主。タルタルたまご、厚焼きたまご、HLT(ハム・レタス・トマト)が定番で、ほかに肉系などその日のサンドイッチから選べる。  ランチタイムは、ご飯や6―7種のおかず、デザートを一皿に盛り付けたプレート

こだわった一杯 最後の一口まで|自家焙煎コーヒー店Canyon Bee(石巻市蛇田)

 令和5年8月にオープンした自家焙煎コーヒー店「Canyon Bee」。選りすぐったコーヒー豆を丹念に焼き上げ、深い味わいと香りを届けている。週末にはキッチンカーを走らせるなど、コーヒー好きの間ではすでに知られた存在だ。 数十種類の豆取りそろえ  店主の蜂谷守康さんは10年ほど前、趣味でコーヒーの焙煎を始めた。家業は自動車部品販売だが、その傍らでコーヒー豆や革製品の販売を行い、そのまま本業としてコーヒー店を開くことを決意した。  扱うのは栽培や収穫、選別など品質管理が徹

家族経営の主戦級に使える居酒屋|酒鮮ばんだい(石巻市立町二丁目)

 立町大通りに面したビルの階段を上った先の酒鮮ばんだいは、その名の通りさまざまな酒と新鮮な刺身が楽しめる居酒屋。家族経営で、本格的なケーキが味わえるのもうれしい。午後4時から営業していて、早い仕事終わりに立ち寄れて便利だ。 午後4時から営業  市内の飲食店で長く腕を磨いた萬代晴一さんが、仙台で料理を修行してきた次男の翔太さんのUターンを機に一念発起。日本政策金融公庫と石巻商工信用組合の支援を受けて合同会社「エース」を創業し、店舗を借りて令和6年4月に念願だった親子の店をオ

古民家で身も心もゆったり|「Cafeユーカリ」(石巻市桃生町)

 石巻市桃生町にある「カフェユーカリ」は、手作りのみそや野菜を使った体に優しい料理を提供する。古民家を改装した店内は落ち着いた雰囲気で、子連れの人も安心の広々とした空間になっている。 たっぷり野菜で体に優しく  令和6年3月で2周年を迎えた。カフェの出店は、地元に暮らす佐々木優子さんの長年の夢。子育てや介護が一段落した頃、友人らの後押しで開業を決めた。  20年以上空き家になっていた木造2階建ての古民家を知り合い伝いに買い取り、内装業を営む夫ともに改修、改装。しゃれたイ

創業から変わらぬ手作りの味|らーめんハウス王水(石巻市蛇田)

 らーめんハウス「王水」の蛇田本店は平成3年にオープン。流留、矢本店のほか、イオンモール石巻のフードコートにも出店しており、この地域になじみ深い店だ。愛される秘密は手作りへのこだわり。下処理から手間暇かけた熱々の「五目うま煮らーめん」(税込み1133円)が人気で、これから季節はとくにおすすめだ。 地域に親しまれ三十余年  五目うま煮らーめんは、あんかけにエビ、イカ、白菜、きくらげ、たけのこ、にんじん、もやし、豚肉など11種の具材が入っており、ボリューム満点。あんが細麺に

笑顔になる菓子いっぱい|FUN FOOD GINA(石巻市向陽町)

 石巻市向陽町の国道沿いにある「FUN FOOD GINA」は、バブルワッフルやぱんだ焼きなど見た目もかわいい商品がいっぱい。口コミで広がり、女性客を中心にSNS掲載や友人らとの食べ比べを楽しんでいるという。 かわいさとおいしさ魅力  米国では、ポップコーンやコットンキャンディーなど食べた人が笑顔になる菓子や食べ物を総称してファンフードと呼ぶ。同店でも「買い求める人たちが笑顔になれば」とメニュー開発に励む。  現在はバブルワッフルやクレープ、ナタデココ入りドリンクメニュ