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お散歩ひとつも手探り

というわけで、引越しを決めたんですが。
結果として引っ越しの後押しになったのは、わんこを飼ったことですね。

※これまでの話
人生をちょっと動かしたくなった一年前のできごと

私のお部屋探しの条件


犬と生活するにあたって、もう少し生活しやすいおうちと場所がいい。と思ったんです。

先にも書いた通り、私は京都の街中に住んでいましたから、
散歩に行くにもわりと狭い道を通らなければいけません。

「狭い道」というのは、車にとって、です。

車にとって狭い道が碁盤の目のように縦横に走っている街です。
大人がひとりで歩く分にはなんの問題もないんですが、慣れない犬を連れて。
犬の方もお散歩というものになれていなくて
お互いどう歩いたらいいかわからない状態の真横を車がすーっと走り抜けていくんです。

おさんぽというものが難しすぎやしないかい?というのが、その時の私の感想でした(まあ、慣れなんでしょうけどね(笑))

3回目のワクチンが終わった頃、散歩、しなきゃな。(←義務感)と思って外に出ましたが
車が通る、人も通る京都の街中、本当に難しい!

でも、今まではまったく気づかなかったけど四条通りを犬を連れて歩いている人ってまあまあいるんですよ。
(妊娠したら世界に妊婦が増える法則のやつです)

あの人たち慣れてるなぁ、と思いながらその動向をよく観察するようになっていました。

とりあえず、人も車も自転車も少なそうな道を歩かせながら(そんな道あの辺りには皆無なのですが)公園に着いてみました。

なんとなく犬の散歩=公園っていうイメージがあったんですけど。
公園にいて思いましたね。

犬の散歩は公園でするものじゃないな、と。
とくに子どもが遊ぶ用に作られた、都市型の公園は違いましたね。
そこらでおしっこやうんちをしてしまう生き物が公園にいたら、そこで子供を遊ばせるお母様方にとってそんなにウェルカムな存在ではないじゃないか、と。
その場にいって犬を抱えてベンチに座るまで気づきませんでした。やってみてその場に立ってみて分かることってありますよね。
郊外型の自然がもりもりある、遊歩道なんかもある公園だとまた違いますけどね。ああ言う場所はお散歩に最適だと思います。…そこにたどり着くまでに車で連れて行かないといけなかったりしますが(笑)

そういう身をもった経験を通して「そうか。犬の散歩をしたければ道端を歩くのがベストなんだな」という結論に達しました。

別にそういう公園に連れて行っても悪くはないと思うんですけどね、マナーを守っていれば。だれに何を言われたわけでもありませんが、そういう「あ、ちがうな」っていう空気感感じますよね(笑)

そんな感じでお散歩ひとつも手探りです。
そんな感じで最初の半年、いやつい最近までひとつひとつが、これかな?ちがったな、ああするか。と試行錯誤の毎日でした。

一緒に暮らし始めてやっと1年。
ようやくいろいろなことが落ち着いてきた感じがします。

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