見出し画像

学校では教えてくれないお金の話 〜お金を4倍にする〜 【複利の力】

西野亮廣オンライン講演会〜親子で学ぶとっても大切なお金の話〜を受講して、改めてお金に関する教育の大切さを知りました。

命を守るためにお金の知識を得る、夢を諦めないためにお金の知識を得る、より良い人間関係を築き上げるためにお金の知識を得る。

学校ではお金の話を教えてくれません。

学校の先生も、お父さんもお母さんも誰もお金の話は教わっていないから仕方ありません。

お金という概念が生まれたのは紀元前1000年以上も前のことだと言われています。

これまでお金の仕組みや性質は一部の特権階級の人だけのものでしたが、インターネットのおかげで誰でも情報を入手できる時代になりました。

情報は入手できるけど、私たちの遺伝子レベルでお金に関することには見て見ぬふりをしよう、と刷り込まれたイメージが多くの人の中にあると思います。

お金の話は想像するほど難しくありません。 

深く知ろうと思ったらどの分野でもキリはないですが、ほんのさわりだけでも人生を大きく変えてくれるきっかけとなるでしょう。

そんな情報をお届けできたら幸いです。

この記事はこんな人におすすめ

・お金のことに興味がある小中高生
・お金の勉強をしたい小中高生
・お金のことに興味がある小中高生のお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん
・お金のことを勉強したい小中高生のお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん
・子供にお金のことを伝えたいお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん


お金が勝手に増える?

いきなりですが問題です。

あなたは10万円を持っています。 

その10万円を5%の金利(年率)で預かってくれる銀行があります。

その銀行に30年間預けたら、30年後10万円はいくらになっているでしょう?

(受け取りの際に税金等は考慮しないものとする)

1、10万5,000円

2、25万円

3、約43万円


画像1


正解は、

3、約43万円 

です。
年間5%の金利で預かってくれる銀行があるとしたら、10万円を置いておくだけで、4倍になって30年後に返してくれます。

あなたは、一切そのお金に関わっていないのに本当にそんなことが起こるんです。 

怪しいですね。。。笑 

なぜそんなことが起こるのか?

利子がお金を増やしてくれた

画像2

お金が勝手に増えると考えると怪しい話にしか聞こえないですが。

銀行に預けるというのは、銀行にお金を貸しているということになります。

あなたも銀行の口座にお金がありますよね?

口座にお金があることを口座残高と言いますが、口座残高は銀行にお金を貸している状態です。

レンタル料

CDや映画を借りたらレンタル料がかかります。

お金を貸し借りするレンタル料のことを利子や利息と言います。

このレンタル料が30年間働いてくれてお金を増やしてくれたことになります。

お父さん、お母さん世代であればCDや映画のレンタル料でイメージが伝わりますが。。

今後はサブスクが主流になって、この例え話すら過去のわからないものになってしまいそうですね。。


画像3


複利の力はすごい

さて、利子がお金を増やしてくれたことは理解できたかと思いますが。

答えの選択肢の2番の25万円もお金は増えています。

3番の約43万円と何が違うのでしょうか?

単利と複利がある

2番の選択肢は、単利で増えています。

3番の選択肢は、複利で増えています。

単利は元本(10万円)にのみ利子がつくことを言います。

複利は元本にプラスして利子にも利子が付きます。

イメージは以下の通り。

画像4


複利×時間の力は最強!

画像5

複利の力は時間をかければかけるほど強烈に作用してきます。

雪だるまをイメージしてください。

最初、雪だるまの本体部分(お金でいうと元本)は小さいですが、転がしていくうちにどんどん大きくなってきます。

雪だるまの本体部分が大きくなればなるほど、大きくなる速度もどんどん速くなってきます。
20世紀最大の物理学者と呼ばれたアインシュタインも、

「複利の力は人類史上最大の発明だ」

とも、言っているほどです。


学校では教えてくれないお金のとっても大切な話し①

画像6

複利の力の凄さがわかったと思います。

ここからは、具体的にあなたの生活の中で身近にある、複利の力を使ったものを紹介します。

クレジットカードのリボ払いは絶対に使ってはいけない

複利の力を、あなたからお金を奪うために合法的に利用しているのが、クレジットカードなどのリボ払いやキャッシングローンです。

社会人になったり、アルバイトをしたりするようになるとクレジットカードを使える機会も増えると思いますが。

クレジットカードのリボ払いやキャッシングは絶対に使ってはいけません。

利息は15%や20%になることも

冒頭の問題では5%で預けた場合のお金の増え方を見ましたが、リボ払いやキャッシングは15%以上になることもザラです。

その威力たるや恐ろしいものです。

便利だからといって使ってしまうと、なかなか元金が減らず、お金が貯まらない体質になってしまいます。

クレジットカードは便利だけど、リボ払いやキャッシングはしてはいけない!

クレジットカードを使うなら一括払いのみにしよう。

上手に使えばポイントも貯まってお得に使えるツールになります。

実際に大人の人でも、キャッシングの仕組みや、利息のことをよく知らないまま使ってしまっている人も少なくないです。

リボ払いをしてしまう理由の多くが、返済が楽になる、とのことですが。

リボ払いしないようにするための、具体的な方法に関しては次回以降記事にしていきたいと思います。


画像7


学校では教えてくれないとっても大切なお金の話し②

冒頭のクイズですが、現在5%の金利で預かってくれる銀行はありません。

現在銀行に預けるといくらの金利をもらえるか知っていますか?

答えは、2021年の銀行預金金利は、メガバンクで0・001%。

どれくらい低いかと言うと、

10万円を30年間預けて30年後に貰える金額は、

10万円+30円です。

30円。。。

冒頭の5%の時は4倍の約43万円にもなったのに。

現在の金利だと30円しか増えません。。

かつて日本で5%の金利の時代があった

1915年から1930年頃まで、約5%の金利の時代がありました。

この時は銀行にお金を預けているだけで、増えました。 

今から100年ほど前なので、あなたが中学生だとしたら、あなたのお父さん、お母さんのおじいちゃん、おばあちゃんくらいの年代の人ですね。

今5%くらいのリターンをもらえるところはある

昔の日本は銀行にお金を預けているだけで、年間5%もお金が増えていました。

複利の力を知ったように、年間5%の力は時間をかけると凄いパワーを発揮するのは理解できましたね。

2021年現在のあなたの生活でも、身近にお金を年間で5%増やしてくれるところはあります。

だけど、今はただ預けていれば勝手に増えてくれると言うのはちょっと難しくて、少しの知識と関心が必要になります。

画像8


根強い貯金思考

きっと100年以上受け継いできた、銀行にお金を預けると増える!と言う思考を変えることは簡単ではなく。

昔のようにお金を複利の力を使って増やす方法は、そんなに難しくなくあるのですが。。

怪しい、詐欺だ、となってしまう。

もったいぶった言い方ですが、今後の

学校では教えてくれないお金のとっても大切な話し

の記事を楽しみにしてください!
最後までお読みいただきありがとうございます。

あなたにとって有益な情報になれば幸いです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?