見出し画像

油絵の筆(2023/10/16)

こんにちは、福島です。
趣味として油絵を描いていますが、最近どの筆を使おうかと迷うことが
多くなっています。そこで油絵の筆について整理してみました。

まず、筆には硬い毛の筆と柔らかい毛の筆があります。
硬い毛の筆は、太くて弾力や耐久性があります。オイルの量を少なくし
て厚塗りをしたり、タッチを生かした描画に使います。また下地塗など
大まかな塗りにも使います。
柔らかい毛の筆は、柔軟性があり、オイルの含みが良いので、繊細な描
写やなめらかに塗る場合や仕上げの時に使います。

次に、形状では、丸筆、平筆、扇形筆があります。
丸筆は、穂先が尖った形状のため、尖った部分を活かして線を描いたり、
面を広くとって色を塗ったり等、様々な場面で使います。
平筆は2種類あります。①筆先が四角く刷毛のような形状をしている筆
は、広い範囲を塗る時に使います。エッジのとがった部分を活かしてシ
ャープな線を描く時も便利です。②筆先の角を丸くした形状をしている
筆は、滑らかな表現ができますので、曲線を描く際に便利です。
扇形筆は、絵具を塗り重ねて描く場合や画面のぼかしに使います。

新しく油絵を描く際には、大まかに手早く塗る感じで、太めの硬い毛の
丸筆・平筆などを使って沢山の絵具で大きな面に塗ります。次は少しサ
イズを小さくして硬い毛の丸筆や平筆を使って形を整えながら描き込ん
でいきます。その後は、柔らかい毛の筆に切り替えて、細かな描写をし
たりぼかしたりして仕上げていきます。

実際には上記の繰り返しとなりますが、最近は扇形筆や柔らかい毛の筆
を使うことが多く、後でその筆で良かったのかなと迷ったりします。
最近は、色々と迷いなら描いて行く時間はいつもとは違う時間なので、
とても貴重なのでは、と思っています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?