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シティリーグS1までの取り組み

割引あり

はじめに

今回の記事の趣旨は、自身の所属するチーム(厚ポケ)の方向けの記事となります。
 #練習方法や大型大会に向けた取り組み方に関する問題提起

ただ、厚ポケの方でなくとも、「私(他の人)がどのようにポケカに取り組んでいるかを知りたい」という方には、少しは参考になる記事となっているかと思います。
もし宜しければ、ご覧になってください。
 #今回に至っては結果は伴っていませんので、その点ご了承ください


ご存知の方も多いかと思いますが、
今回はシティリーグS1に一ノ瀬@厚ポケ さん(@weekdayoverlord)と一緒にデッキ(60枚)を共有して、参戦しました。

結果は伴わなかったのですが、大会終了後に2人で行った反省会では、「練習過程に手応えを感じたこと」を共有できました。

私は3-3でした。

言い訳はしません

なぜデッキを共有しようと思ったのか

「CL東京に向けた取り組み」を振り返って

私は、1つ前の大型大会であるCL東京でTOP16という成績を収められました。
もちろん様々な面で運に恵まれたことは言うまでもありませんが、同時に「運が伴った際に勝てるだけの準備をして臨むことが出来た」という自負があります。

前回の記事でも紹介しましたが、スクランブルバトルから使い続けたテツノイバラexデッキでの対戦回数は300戦を超え、十分な量の練習を行えました。
また環境デッキの各対面におけるプランを明確にし、その上で高い勝率を出せているような状況で臨めました。

自身で作成しているdiscordサーバ
各対面ごとのプランや留意点などをメモしています

ちなみに「運」については、主に以下のような要素に分解して、それぞれ評価しています。
・「煮詰めたデッキの立ち位置が悪くならなかった」
 #むしろ良くなった
・「当日のマッチング運が悪くなかった」
 #決して良くはなかった
・「当日の対戦中の引きが悪くなかった」
 #「引き」に左右されづらいデッキを選択できたことも+要素

また、今回の成果として「CL大阪の出場権利」「JCSの出場権利」をそれぞれ獲得できました。
これを機に、シティリーグやCL・JCSを考慮して、中長期の活動方針を立てようと思いました。

シティリーグを含めた中-長期の計画を見直し

「CL東京に向けての取り組みにおける良かった点」は継続することを前提に、優先的に改善したい点を見直しました。

その中で最も改善したいと考えた点は、練習環境でした。
CL東京に向けた取り組みは、「自分で出来ること」については、かなり取り組めたと思います。
しかし、「他の人と協力して、デッキレシピや各対面プランを研究する」という点では、改善の余地が大いにありました。

厚ポケの現状

今の厚ポケにおいて、「複数人で同じデッキを共有・研究する」という方はあまりいないかと思います。
 #一部の方が近しいことをされているかもしれません

また練習会は定期的に開催されていますが、練習方法は様々で、各々が思い思いの練習を行っているような状況かと思います。

もちろん、自身にあった練習方法を模索したり、自分1人でデッキを考えることを優先したい人は、今まで通りで良いと思います。

厚ポケが多くの方に居心地が良いと思っていただけている大きな要因として、
価値観が近い方が多く、他人の意見を否定しない、練習を無理強いすることもない、方が非常に多いことが挙げられると思います。
 #本当に素敵な環境だと思います。

一方で、多くの方が競技的に取り組まれており、CLやシティリーグで勝つことを目標にやっていることからすると、もっと協力できるところを探して、一緒に取り組んでみても良いのでは、とも考えました。
 #これは自戒を込めて、の話です!

以前の振り返り

では、どのように仲間と協力していくか、といったことを検討するにあたり、以前の取り組みを振り返ってみました。

以前にも、厚ポケでdiscordサーバを作成して、ポケカに関する議論を行ってみたことはありました。

ただ、その際は上手く運用・発展をされられず、現状では、コミュニティ運営に関するナレッジの置き場になってしまっています。
 #それはそれで有効活用しています

上手くいかなかった要因は複数あるかと思いますが、以下を仮説としてみました。

①いきなり大人数で始めてしまった
何事もスタートする際は小規模でスタートさせた方が、上手くいくことが多いかと思います。
当時は20人ほどでスタートしてしまい、初めにこそ盛り上がりはしたものの、うまく方向性を揃えることが出来なかった点も上手くいかなった要因の一つかと思います。

②論点が多すぎた
他の有料メンバーシップでのチャンネル構成などを参考に、環境デッキごとのチャンネルを作成しました。
しかし、各々が使っているデッキが異なるため、自身が議論したいデッキを他の人があまり研究していない、と言った点も、上手くいかなかった要因の一つかと思います。

当時はE-Gレギュでした

他にも、テキストでのやりとりにハードルを感じる人もいる」など様々な要因があったかと考えていますが、まずは上記2点を主な要因と仮定して、これを改善する取り組みを行ってみようと思いました。

シティリーグまでに実践したこと

一ノ瀬さんを勧誘

上記の仮説を改善するために、
①少人数で
②論点(デッキ)を絞って
取り組んでみようと考えました。

また、誰かと一緒に何かに取り組むにあたっては、やはり共通の目標があることに越したことはありません。

そこで他の方のシティリーグの参加予定を確認してみると、一ノ瀬さんが私と同じ日程でした。

厚ポケ(オープンチャット)では恒例の投票


ホビステのジムバトルで網を張っていると、早速一ノ瀬さんを釣り上げることができ、今回の取り組みを行いたい趣旨を説明したところ、
「いつでも途中で逃げ出しても良いなら」という条件付きで引き受けてくれることになりました。
 #表現が適切でないだけで、嘘は言っていないハズ

選んだデッキはカビゴンLO

今回、カビゴンLOを選んだのにも、きちんと理由があります。

1つ目の理由は、テツノイバラ同様、メタデッキである点です。
特にメタデッキの特徴の1つとして、「分母が少ないため、対面練習をしていない人の割合が多い」「対面練習をしていない人への勝率が非常に出しやすい」といったことがあると思います。

2つ目の理由は、私と一ノ瀬さんのスタート地点が近しいことです。
私もこれまで、カビゴンLOを使う側に回ったことは、ほぼありませんでした。

「なんで今回は、テツノイバラを使わないのですか?」と複数名の方から質問を受けたのですが、上記が回答です。
今回の目的である「仲間と協力して取り組む」にあたり、私の方がかなり練度があるであろうテツノイバラデッキでは、一ノ瀬さんに一方的にレクチャーするような形になってしまうことが予想されます。

そうではなく、共に1つのデッキを研究する過程を踏むこと自体が、敢えて自身の練度が低いデッキを選んだ理由です。

シティリーグまでの2週間の練習方法

取り組み方とデッキを決めてからは、できる限り毎晩仕事終わりにホビステに集合し、ジムバを脇目に2人でひたすら練習しました。

また、2週間という練習期間で取り組む必要もあり、1日1デッキ、各対面への理解度を上げることを課題・目的として設定して、練習しました。

1日目:リザードンvsカビゴン
2日目:タケルライコvsカビゴン
3日目:サーナイトvsカビゴン
 #決めた対面以外は一切やらず

また、いきなり対戦を始めるのではなく、各対面における基本的なプランや留意点を共有・確認する時間を割としっかり目にとってから、実際の対面練習を行いました。

有難いことに今は、noteなどで上記情報を発信してくださっている方がいるため、これらを読み漁り、ある程度「このようなプランが良さそうだ」というあたりをつけることが出来ます。

ちなみに、noteの選定については、読みやすさはもちろん、情報の有用さをある程度見極めることも大切だと思います。
 #ここはここで、掘り下げ甲斐があるのですが、長くなるのでまたの機会に

また、さらっと書いたかもしれませんが、課題や目的を持って練習することは非常に大切だと思います。

その日に練習する対面を決めてみるも良し。
まずは新しいデッキをしっかり回せるようにするでも良し。

ただ大好きなポケカで遊びたいだけのときは、課題や目的を持たないで遊んでも良いと思いますが、
強くなるために練習したいのであれば、課題や目的の設定は必須だと思います。

「これまで、そんなこと設定していなかったよ」という方は、まずは自分なりにで良いので、課題や目的を持って練習してみて、
練習したあとに課題をクリア出来たのか、目的が達成出来たのかを振り返ることから始めてみると良いと思います。
 #PDCAを回しましょう
 #エドベルさんの課題の設定方法はいつも参考にしてます
 #りんさんもしっかり目的を持って練習しているイメージ

練習の振り返りを記録する

練習後には各々で振り返りを作成し、discordで共有しました。
また、「(共有した内容を整理して記録しておくための)対面ごとのチャンネル」と「(議論するための)チャンネル」=「カビゴンLO研究会チャンネル」を分けて作成し、
対面ごとのプランや留意点を振り返りやすいように工夫しました。
 #最早やっていることが仕事と同じ

カビゴンvs各対面のプランを記録しておくためのdiscordサーバ

例えば、毎日たくさんのyoutubeチャンネルを見て情報をインプットしても、人間が覚えておけることには限りがあります。

もし、「今までインプットばかりしていた」という方は、インプットと同じくらいアウトプット(自分で記録を作成)する時間をとることをオススメします。 
 #watasouさんや関根さんも取り組まれています。
 #おそらく今も継続しているハズ

終わりに

色々と書きましたが、冒頭で触れた通り、思うような結果は伴いませんでした。

しかし、一ノ瀬さんからは
「今回のような練習を積み重ねていけば、いずれは結果を出せそうに感じる」
「今まで以上に自信を持ってプレイできたと感じる」
と一緒に取り組んで良かったと思えるような感想をいただきました!

また、既に「シーズン2についても一緒に取り組もう」という話になっています。
 #シーズン2の日程も概ね同じ期間で応募しました。

他にも紹介したい取り組みはまだまだあるのですが、流石にそろそろ「長すぎだろ」と思われている方も多くなってきたと思いますので、今回は一旦ここまでにしておきます。
 #ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます

如何でしたでしょうか。
「紹介したことをいきなり全部やると良い」とは言いません。
ご自身の到達点や向き不向きに合わせて取り入れるかを検討いただいた際に、
1つでも参考になるような練習方法や考え方があれば幸いです。

また、本記事に関するお問合せがあれば遠慮なく、オープチャットでご連絡ください。
上記のような話でよければ、惜しみなく情報を提供します。

今でも十分素敵な皆さんのポケカライフが、より一層素敵なポケカライフになることを願っています。

最後に、普段は握らないタイプのコントロールデッキであるにも関わらず、毎晩一緒に練習・研究してくれた一ノ瀬さんへの感謝の意をお伝えして、本記事を締めくくりたいと思います。

本当にありがとうございました!

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励みにもなりますし、ご好評をいただけるようでしたら、また似たような趣旨での記事を執筆してみようかと思います。

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