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現環境におけるヒスイゾロアークVSTARの強み

はじめまして。ダークファンタズマ発売以来ヒスイゾロアークVSTARを握り続けている響と申します。
今回は2023年2月4日現在でのゾロアークの強みと立ち位置(主にロスト対面)について書いていきます。note初投稿のため、見づらい点等ありましたら申し訳ありません。あくまで主観的なまとめですのでご了承ください

デッキリスト

この記事を投稿している時点での私のレシピになります。ここから数枚入れ替えようと思っているカードもあるため、後ほど記述します。

採用カードについて

・ヒスイゾロアーク 4-4
今回の構築ではサブアタッカーを採用していない事、1ターン目に確実に1体置きたい事から最大限の採用。ポケモンをトラッシュから回収するカードも採用していないため、VSTARも同様に最大枚数の採用

・ゲンガー 2
対面にもよりますが、基本的には1体トラッシュにいれば役割を果たしてくれるため2枚採用。

・クレッフィ 1
ロスト対面で大きな仕事をしてくれる1枚。後攻1ターン目でうつろがえり→クレッフィを押し付けてターンをもらえる場面が多い。またベンチに並べておくだけで相手があなぬけのヒモを嫌がるため先行でも置く価値あり。ただ後半はロストマインで簡単に取られてしまう体力のため、置くのは序盤のみ。

・かがやくサーナイト 1
ゾロアークはV、VSTAR共に体力が低い+自分でダメカンを乗せる事が多いため、Vガードエネルギーと共に採用する事で280点程度のダメージであれば耐え、チェレンへと繋がる機会が多いため採用

・ビーダル/ビッパ 2-2
Dレギュレーションではクロバットの2枚採用等で必要パーツを掘る動きが強かったが、サポートを使わず気軽にドローする事が出来なくなってしまったため採用

・マナフィ 1
かがやくゲッコウガだけを見るのであれば不採用の予定でしたが、直近でれんげきウーラオスやロストカイオーガの優勝報告が多く見えたため採用

・ネオラントV 1
最後まで入れるか迷った1枚。なくてもデッキ自体は回るが、後攻の初手事故防止やチェレン、ツツジといったピン刺しのサポートを持ってこれるため採用

・ネストボール 4
おそらくヒスイゾロアーク使いの方が採用したくないボール。私自身もレギュ変直後は大口の沼が反応しない事から採用を渋っていました。ただキャプチャーアロマやスーパーボールではゾロアークVに触れられない事があったため、最序盤の展開力を優先して4枚採用。今現時点で特に不便に感じた事はないです

・ハイパーボール 4
しんかのおこうがない事やビーダルがいる事から4枚採用

・キャプチャーアロマ
コイン次第ではあるが確実に1枚ポケモンを持ってこれるのが優秀。
ネストが嫌な方はこちらを4枚採用で良いかと思います

・ダメージポンプ 4
特に記述する事はなし。最大枚数採用

・ポケモンいれかえ/あなぬけのヒモ 2-1
もともとはヒモ1枚のみの採用だったが、クレッフィを押し付けた次のターンにクレッフィを下げる事が出来ず攻撃出来ない場面が多かったためいれかえを追加。またロストバレット対面でクロススイッチャー等によってビーダルやゲンガーが正面に縛られる事もよくあるので、今のところこの枚数から変えなくていいかなと思っています

・ともだちてちょう 1
基本的にゾロアークの2ターン目は博士やファントムスターで一気に盤面完成を狙っていくため序盤でサポートがよく落ちます。そのための解決策として採用。特にロスト対面ではチェレンが重要になってくるため、確実に山に残しておきたいです。

・こだわりベルト 2
VSTAR対面だけを見ると280点出ればいいためベルトの必要性はありませんが、レジエレキVMAXやミュウVMAX対面では非常に重要になってくるため2枚採用

・博士の研究 4
ゾロアークはとにかく盤面作りのために必要なカードが多いため、先2(後1)から確実に打っていきたいカード

・セレナ 2
ヒガナとどちらを入れるか迷ったカード。ゾロアークは先2からボスやセレナを使って後ろのVを取れる打点があるため、ドローソースと呼び出し札を兼任出来るセレナを採用

・ボスの指令 2
もともと3枚採用だったが、ともだちてちょうを追加した事で2枚でも十分となった

・チェレンの気くばり 1
ロスト対面で非常に重要な1枚。ロストに限らずこの構築ではサーナイトやVガードのおかげでゾロアークが1発耐える事が多いため、そのダメージをなかった事に出来る強力なカード。例外的な使い方ではあるが、ヤミラミで撒かれたダメカンをダメージポンプでゾロアークに集めてチェレンで回収、といった動きも可能

・ツツジ 1
ロスト対面において非常に重要なカードその2。ロストバレット対面ではどうしても最後の相手の番にクララやエネルギー1枚で負け、という事が多かったためそれを防ぐ1枚。最初はジャッジマンを採用していたが後半はデッキの圧縮が終わっているためあまり刺さらず、ツツジに変更

・大口の沼 4
特に記述する事はなし。最大枚数採用

・ダブルターボエネルギー 4
今の環境は280点(+ベルト)で倒せるポケモンがほとんどのため、最大枚数の採用

・Vガードエネルギー 4
対ギラティナを意識したエネルギー。ダメカンを1つ乗せたゾロアークVSTARに張る事で実質290耐久となるため、スターレクイエムを強要する事が出来る。特に2ターン目時点ではロストが10枚貯まっていない事も多く、ベルトが不採用(あるいは1枚)の構築も多く見られたため最大枚数の採用。
アルセウス対面においても後1で張っておくことで先行2ターン目に落とされる事がなくなります

不採用カードについて

・ディアンシー
もともとクレッフィの枠に採用していたが、今の環境で先行2ターン目にボス+210点以上のダメージを出してくるデッキよりもクレッフィが刺さるデッキが多いと感じたためクレッフィといれかえ

・ノコッチ
最後まで採用を考えた1枚。れんげきウーラオス対面ではノコッチがいるかどうかで大きく分かれるため採用したかったが、れんげきウーラオスの数がそこまで多くないと判断して不採用

・ドラピオンV
ミュウ対面において強い1枚ではあるが、Vガードを張ったゾロアークがミュウの攻撃を耐える事が多いため、ゾロアークでの動きを重視して不採用。ミュウの数がもっと増えた場合は採用の可能性あり

・ジャッジマン
もともと入っていたが、ツツジといれかわる形で不採用に。ただ今はジャッジマンを2枚程度採用して序盤から使っていきたいという気持ちが強いため、調整を予定。終盤のツツジではなく序盤からジャッジマン連打の方が強い可能性はあります

・基本超エネルギー
ゲンガーやサーナイトで攻撃する事も可能になるが、ゲンガーの打点が最大でも100点とウッウ等に届かないため不採用
そのためこのデッキはジュラルドンVMAXには勝てません。現環境にはいないと判断しての不採用

ロスト対面において

ロストギラティナの場合

ギラティナ対面の勝率は高く、五分以上は取れています。
相手が序盤からギラティナを展開してくるかどうかで動きが変わります。
展開してくる場合はこちらも6体ダメカンを乗った状態にする事を優先して動きます。ただしアタッカーとなるゾロアークには基本的に1つしかダメカンを乗せてはいけないです(2つ乗るとVガードを張っても280耐久のため)
手札やダメージポンプの総数の問題上、どうしてもダメカンが2つ乗ったゾロアークが複数並ぶ場合はサーナイトを並べる事を意識してください。
一番の注意は後半にヤミラミでまとめ取りされる事なので、チェレンやダメージポンプを使って相手のロストマイン圏内から外れる事が大事です
相手が序盤にギラティナを展開しなかった場合はロストバレット対面の動きと同じになりますので、次項に続きます

ロストバレットの場合

ロストバレット対面の勝率はギラティナより低く、五分五分です。クレッフィを1ターン目に出せるかどうかで大きく変わります。
一番重要な事は下手にダメカン持ちを並べない事です。普通であれば2ターン目に進化してVSTARでの攻撃となりますが、ロストバレット対面であればVのままシャドーサイクロンを打つ事も多々あります。その後返しでおとぼけスピットを食らったゾロアークをチェレンで回収、あるいはいったんVSTARに進化させ次のおとぼけを食らっても耐えられる状態にしておき、後ほど回収します。
ロストバレット対面ではかがやくリザードンが出てくるまではダメカン持ちが3体いれば十分なため、沼を張らずにおとぼけスピットで乗ったダメカンをダメージポンプで移動、という動きでも十分です。
後半はほぼ間違いなくかがやくリザードンでサイドを持っていかれるため、返しでツツジを打って相手がクララに触れないようにする事が重要です。
ヤミラミでサイドをまとめ取りされない事はロスギラと同様に考えて動かなければいけないです

その他のデッキに対しての有利不利

ヒスイゾロアークは最大打点が300点(+ベルト)ととても高く、スピードも速いためV、VMAX、VSTARを主体としたデッキには概ね強く出る事が出来ます。
その反面非エクが苦手なため、対非エクにおいてはチェレンがとても重要になってきます。ロストバレット以外にも非エクデッキが流行ってきた場合は構築が大きく変わるかなと思います。

デッキの型について

これまで水型、悪型、闘型のヒスイゾロアークも使ってきましたが、正直どの構築にもそれぞれの強みがあるためどれが一番強いとは断言できません。
クレッフィではなく水型でエンペルトを使うのも十分強いです。
ただ私自身がロスト対面を練習し続けて一番勝率が高いのがこの構築だったため、今現在はこの構築をベースに調整を続けようと思っています

最後に

ヒスイゾロアークは無色ポケモンという事もあり、構築の可能性は無限にあると思っています。そのため環境の移り変わりにも対応しやすく、これから先もまだまだ戦っていく事が出来ます。
この記事が皆さんの役に立つかどうかはわかりませんが、少しでもゾロアークに興味を持ってもらえたらと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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