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28・揺るぎなき想い

■ 怪しき行動


コソコソと怪しい行動をとる作曲家さんの後をつけて尻尾を握ってやろうと意気込んで、作曲家さんよりも怪しさ全開であることに気づかない(悪い意味での)マイペース。



はは~ん!やっぱりね!!小説家さんも怪しいと思っていたけど、グルだったのですね!!

この後きっと二人でこっそり抜け出してコンビニでお菓子を買い込むに違いない!!


・・・と思って後を付けたらあっさりバレた上に小説家さんとの仲間割れを始める作曲家さん。

まあ、主人公たる私は無事で撃たれるのは小説家さんなら別に・・・。


■ 医師たる意思


そんな自分さえよければ的な考えをしていると急に意識が遠のいてきました。

か弱い私の意識が・・・。繊細でか細い私の意識が・・・。

とか、どう考えても繊細とは程遠い図太い神経の持ち主で、意識が遠のいたのは単なる空腹が原因。


いやいやいや・・・執事さん。主人公で2年以上も捜査し続けたわりにはストーリーが一切進まなかったポンコツ探偵の小説家さんに医師の知識が本当にあるとでも?怪しい液体を躊躇なくガブ飲みする人ですよ!?

全然安心できないのですけど!?むしろ不安しかないのですけど!?


主人公への辛辣な思いがとどまらない空気を察知してそそくさと食事を用意する執事。なかなかやるね!


食事でご機嫌になったのを見計らって作曲家さんが行方不明になったので堂々と荷物をあさったことを告白してくる主人公。

宝石と偽って大きなキャンディーを持ち込むとは!さすが!!・・・と言いたいところですけど、行方不明ということはすでに執事さんに粛清され・・・あ、いえ、これ以上は言わないでおきましょう。


この後オルフェウスさんがペラペラ話し出したので聞き流していたのですが、途中で聞き捨てならないことを言い出しましたよ!!

「主人公は私」ですって!

もうとっくに運営さんから主人公の座を下ろされているというのに・・・。主人公は私だというのに・・・。まだ現実を受け入れられないだなんて・・・。

そりゃ~怪しい液体もガブ飲みしたくもなるってものですよね!


■ 揺ぎ無く重い


現実を受け入れられない主人公のことなんて構ってはいられない!

この後こっそり抜け出してコンビニで買い込む食べ物のリストをメモしておかなければ!!

買い忘れがないようにバッチリ書き込んだメモを持って、いざ!コンビニへ!!



しまった!警備員さんに見つかってしまった!!さすが執事さん・・・警備員の人選も抜かりはないようですね。




執事さん・・・思いっきり昨夜の抜け出し未遂に対する圧をかけてきますよ!!恐るべし!!

それはそうと、おはようございますキャンベルさん。

昨日はよくもまあコンビニへ行くのを邪魔してくれましたね。あなたの名前も姿もしっかり覚えましたからね!決して・・・決して忘れませんよ!?

大切なことはすぐに忘れるくせに食べ物に関することだけは消して忘れない揺るがなき重い思い・・・というかもはや執念をキャンベルさんに向ける食い意地のはった主人公なのでした。

今回もストーリーをサクッと端折ったうえにかなりの時間が経過してしまっているので、オルフェウスさんのように怪しい液体とか飲んだりしていないのに今までのストーリーごとサックリ忘れてしまう残念記憶力です。

それでもずっと楽しく続けられているのは、いつも一緒に遊んでくれるフレンドさんや声をかけてくれたり誘ってくれたりする方々がいるということで、本当に皆さんに感謝です!

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