響の日々3

もう5月が終わる。
比較的健康に過ごせた月だった。暑くて、少し熱中症になったり、食欲がなかったりくらい。
このくらいのエコ運転で生きていきたいものだね。すっかり五月病である。

年始に生まれたゴタゴタ(人間関係)が収束しつつあって、嬉しい。
そもそもの人間嫌い、ここいらの経験は耐えられるはずがなかったから。ゴタゴタした人とはいい距離感を取り戻した。よかったぁ。

そうして、いざそろそろ昇進という今になって、すっかりやる気が萎んでしまった。なんかこのままのんびりやれればいいなぁ、なんて思ってしまう。
少しずつ一人暮らしがそれっぽくなってきて、あれ、これ、このままで十分じゃん。そう感じたからかもしれない。
そう、一人暮らしがだんだん身についてきたのだ。
意外にもちょっと家で何か作って食べるのが楽しくなってきて、意外ではないがずっと家で何かしらしていたりしていなかったりする。今までよりもやること(ハウスワーク)が増えたおかげか、ぷすぷすする時間が減った。ものも揃ってきて、機嫌の取れる生活ができるようになってきた。
そうすると、あら不思議、あんまり物欲も湧かないし、そんなに破産せずに結構暮らせちゃうじゃん、になってしまったのだった。
これはよくない。
なんてったって、一人暮らしをすれば今までのようにダラダラせず、向上心も少しは出るのではないか？というのが密かな期待だったのだ。これは大誤算です。

こんなはずじゃなかったなぁ。
でも、なんだか穏やかな楽しさが毎日あるので、悪くない日々。

じゃあ、まあいっかぁ。