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エンタメガマン大会

ガマンできない現代人

先日、バーディーとロストボーイという二つの映画の連続鑑賞に成功した。
内容については触れない。内容はどうでもよい。映画を二つ連続で観ることができたことに感動したのだ。

バーディー

ロストボーイ

映画なんてエンタメなのだから本来三つでも四つでも連続で観れて当然なはずだが、これが難しいのだ。

最近集中力が続かなくなってきた、と思うことはないだろうか?それはおそらく歳のせいではない。我々を楽しませるコンテンツは日々短くなってきていて、一つのことに長く集中することを難しくさせているのだ。
TikTokやYouTube Shorts、ファスト映画などの人気がその証拠である。

何かを観ていても、読んでいてもすぐ他のコンテンツに移りたくなるのは、「世の中に存在するコンテンツを消費し尽くしたい」、「こっちのコンテンツの方が今観ている / 読んでいるものよりもいいかも」という意識が根底にある一種のもったいない病であるとも思う。

あわや田中角栄になるところ

アクセスすることのできる情報量の増大や、変化の速い時代を憂いているわけではない。これらのもたらすメリットは計り知れず、自分だけこの潮流から逃れるとこはできないし、逃れる気もない。

しかし、必要な時に使える忍耐力を養うことは肝要だ。それには忍耐力を使うに限る。忍耐力は筋肉と一緒で、使えば使うほど鍛えられるからだ。

そこで、先日の映画連続鑑賞を断行したのである。
ちなみに私はかなりの映画好きだ。映画にハマり過ぎて、義務教育でなかったら中学は出席日数不足で卒業できなかっただろう。危うく小卒になるところだった。そんな私ですら、映画連続鑑賞が困難になるとは、21世紀恐るべしである。

小卒の地元の星

映画ぶっ通し鑑賞(たった3時間半)で自信を得た私は、その後、いつも後回しにしていた仕事を完遂(所要時間30分)したり、本を一冊脇目も振らず
読了したり(普段は複数の本を同時に読み進める)と快進撃を続けている。今後のさらなる忍耐力アップに期待が掛かる。

忍耐力のない現代人に合わせ、この記事もここで終わりにしたいと思う。

忍耐は苦い。しかし、その実は甘い。
野口英世


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