今ある筋肉をいかに使うか。
ギターレッスンにて、スケール練習(ドレミファソラシドを綺麗にリズムよく鳴らす)をしていた時。
「ずっとやっていると、右手が痛くなってくるんですよね」
そう伝えると、ギターの先生に言われたこと。
「瀬戸さんの場合、筋トレだと思わない方が良さそうだね。」
スケール練習はひたすら同じフレーズをやりまくる練習なので、確かに自分の中で筋トレっぽさがあった。
だが、僕は過去の人生で「体を強くしたい!」「モテたい!」みたいな感じで筋トレを始めては全然続かないということを繰り返してきたことを思い出した。
「筋トレというより、力を抜いて、今ある筋肉をいかに使うか、自分の指の神経をいかにギターに馴染ませていくかという意識でやると良いと思うよ」
なるほど…!僕の場合そっちの方がワクワクする。
「力を抜くことが大事。今から極限まで力を抜いて、弦を撫でるくらいの感じでスケール練習してみよう」
先生の言う通りしたところ、今までより右手がすごくナチュラルに動く!
今まで「スピードを上げなきゃ、速く手を動かさなきゃ」と力んでいたっぽい。
今ある筋肉をいかに使うか。ギター練習の視点が変わった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?