♪ノアの方舟
みなさま
お久しぶりでございます。
社会人になってから始めたこのnoteもいよいよ1年を越して、越した割には特に何も更新していなくて、アウトプット用とか言ったけどインプットすらできてなくてですね。
あまり時間を言い訳にはしたくないんですけども。やはり作品を見るというのは時間がかかるものなのでですね。多めにみてください。
さて本日は「ノアの箱舟」になるのですが、J-POP・J-ROCK・K-POP・邦楽、どのジャンルにも属しません。
動画お借りしておりますが、クラシックですね。厳密には吹奏楽でございます。
私は中学校の時に吹奏楽部員でした。主に夏の全日本吹奏楽コンクールで金賞(全国での金賞)を取るために練習していました。
まさに中学3年の最後のコンクールで「ノアの方舟」を演奏しました。
私はユーフォニアムという楽器を担当していましたから、ソロパートありでした(動画の4:10あたりのメロディの楽器です)
吹奏楽に限らず、クラシックには歌詞が無いぶん、様々なパートに色々な意味・役割が込められています。
そして、曲自体が歴史上の出来事を背景に作られたものも多いです。
ここまでで察しがつく方もいるかと思いますが、この曲は
旧約聖書『創世記』に登場する大洪水の物語をベースに作曲されています。
内容を知らない方のためにざっくりと、↓
「紀元前3000年、神は人間を生み出してきたが、だんだんと増えては悪さを働くようになったため地球に大洪水を起こそうと考えた。
しかし、そんな人間の中には純粋に神に従う無垢な”ノア”という人物がおり、神は『大洪水を起こす』ということをノアに告げる。
お告げを聞いたノアは、大きな箱舟を作って、自分の家族と全世界の動物のつがいを乗せて、150日間もの大洪水を乗り切った。この箱舟に乗らなかった動物や人間たちは大洪水に飲まれてしまったそう。
その後、神は生贄を受け取り、このような大洪水はもう起こさないと言い、その約束の証に虹をかけた。
こうしてノアと動物たちは、現在に生きる私たちと動物たちの先祖となった」
神秘的なお話を吹奏楽に落とし込んでいるところが好きなんですよね。さらに神秘的というか。曲を聴きながら想像していくと実際には体験していないことを体験できるのがクラシックのいいところだと感じます。
中3の時に私はこんな感じで想像していました…↓↓
0:00〜 いつも通り平和に暮らしているノア
0:25〜 ノアの前に神が現れる
0:44〜 神が大洪水を起こすことを告げる、ノアは何故かと聞く
(この会話の様子をオーボエ・フルート・クラリネットで表している)
0:59〜 大洪水を起こす理由は、人間が悪さを働きすぎているからと告げる
1:14〜 ノアが箱舟を作り、家族・動物たちと共に乗り込む
1:35〜 雨が降り始めた 雷も鳴り始めた?大洪水が始まりそう
(ピアノやレインスティック・ティンパニなどで)
2:01〜 海が荒れて大洪水が始まってしまった.....
3:32〜 荒れがおさまって、小雨になってきた...小鳥も鳴き始め神が現れる
4:10〜 ノアが神に対して生贄を捧げる、神は生贄を受け取る
(ノア=ユーフォニアムソロ、神=トランペットソロ)
4:50〜 神がもう大洪水を起こさないと約束
(オーボエのソロや木管楽器など)
5:23〜 約束の証に空に虹をかける
5:56〜 ノアや動物が現在に生きる人間や動物たちに繋がっている【完】
という解釈をしていました、はずかしい!!笑
でもこういう聞き方をすると、いつも退屈なクラシックも
楽しくなりますよ!!!
久しぶりに聞いて、当時のコンクールのことを思い出して
うるうる、懐かしくなってしまいました!笑
以上でした〜!
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