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2023/10/01(日)

会社で中間管理職を任されるようになって1年半ほど経った。ここ1年くらいはうまくいっていると思う。うまくいっているかどうかの判断基準は、自分が怒られたかどうかによる。少なくとも自分で大きなミスをしたことはないはずだ。部下のミスで怒られたようなこともない。

クライアントから自分への評価基準はゆるいと思う。その理由は、前任者たちはクライアントからの評価が低かったからで、彼らと比べると何をしても良く見えるようだ。前任者たちはクライアントへ無用な反発心を見せたりもしていた。自分にお鉢が回ってきたときは、クライアントに反発せずに仕事を受けて、内部で業務を調節/調整することに力を入れることにした。今もそうしている。それだけで行儀が良く見えるのかもしれない。

クライアントから怒られていないだけでうまくいっているかどうかを判断して良いのかということは、多少疑問ではある。では、ほかに何か基準があるのかというと、今のところはっきりしない。小さな営業所だから、たいして気にされていないのかもしれない。

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このnoteに書いている文章は、半分日記のようで、ただのメモのようなものにも見える。自分には、ただ文章の練習をしているように見えるものもある。これらはいったい何をしていることになるのだろう、あるいは何だと言えるのだろう。

ぼんやり頭に浮かんだのは、ミュージシャンがひとりで録り溜めていたアウトテイクだった。あるものは習作だったり、あるものは作品らしいものとして固まっていく前のものだったり、あるいは、そのままそれ以上の何かにはならず、ひっそりと置いておかれるものだったり。

ミュージシャンがアウトテイクを発表するタイミングは、だいたい作品と呼ばれる一種の完成形を見せてからだろう。アウトテイクを聴いて、あの曲はこういう過程を通って完成形に至ったのだ、と想像することができる。しかし、自分のやっている順序でいえば、OKテイクはない。ゴールが決まったときに、この文章を書いた意味が決まるのだろうか。

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