見出し画像

女性・競技者必見!プルオーバー解説

 女性の身体の気になる箇所について、長年ご相談がありました。
 また、競技者における動作についても同じです。
 女性の悩みですが、下腹部・腰周り・二の腕・脇周りなど、脂肪が落ちにくい事や家事や育児や仕事と日常が忙しい事があり、中々難しい…
 更に悩みの箇所に関して絞まりにくい…と言う事もあり、断念する方が多くいました。
 継続が1番難しいのですが、何故なのか?どうしたら継続して貰えるのか?を追い求めてきました。
継続困難な理由としては…
①時間がなく、1時間以上の時間がとれないし、微妙に時間が空けれそうでも諦めてしまう。
②メニューなどこなしているが、途中結果に繋がってるのか?結果が見えづらい。
と、大きくはこんな理由を良く耳にしました。
 勿論、自分がトレーナーに成り立ての頃は、声がけ(頑張りましょうや凄いなど)をしてはいたのですが、その方達の継続はあまり効果が出なかったですね。
 試行錯誤している内に、一回一回のトレーニングで気になる箇所に実感をして頂いたら継続して貰えるのではないか?出来るだけ時短した高効果なトレーニングを提供したら継続して貰えるのではないか?と思い、一つ一つのトレーニング方法を見直して、「細部までの動作的ポイント」「動作をおこなう上での連動」「動作をおこなう上での伝達」「動作をおこなう上での姿勢(身体の土台)」などを熟考しました。
 これは、競技のコーチングもしていたので、競技におけるフォーミングと同じだと感じました。
 それを踏まえて、理論立てをして自分で試して実感して提供。更には、トレーニング指導やコーチングをする時の見るポイントも同時に熟考して補助や声がけを提供。
 但し、頭の中で大まかな解剖図の人を浮かべ、動作させて筋収縮をみて…と言った感じでしたので、このブログでは文章化を…という感じです。
 そのような、トレーニング動作とスポーツのコーチングは一緒!と思い…
トレーニングもスポーツだ!
と、トレーニング指導させて頂いています。
 競技者に置いては、「スムーズな動作」「力を最大限に出せる動作」「大きく綺麗な動作」が出来る様になります。
 良く競技で指導者から「力むな」と注意される事があると思います。
 力みの見分け方は、「動作し始めに肩が上がる」「手に力が入りすぎている」があります。
 なぜそうなるのか?
 動作をする時、無意識に脳から筋肉へ収縮という伝達がされて一つの動作が行われます。これには、数十種類もしくはそれ以上の筋肉に収縮伝達が行われるのですが、順番がどうか?という事で、動作が微妙に変わってきます。
 大まかにいうと良い動作(上記動作)の一つとして、筋肉の収縮が体幹筋→四肢の体幹に近い箇所→四肢の末端へ向かっての順番で行われると良い動作となります。
 力みはなぜ起こるのかは、肩や手などへの筋肉の伝達がいち早く行われるという事であり、それにより肩が上がるや手の握る力などが必要以上に強いなどに現れて良い動作の邪魔をしてしまうという事です。
 勿論、身体は高機能なのでそれなりに動作できてしまうのですが、筋肉への伝達順位が良いか悪いかで、動作を客観的にみて大きな綺麗な動作かぎこちない動作かと違って見えたりします。
 この事から、トレーニングという単純動作でも、ポイントを踏まえて順にしっかりと動作できるようになれば、鍛えたい箇所のアプローチはしっかりと出来るのは勿論、無意識な筋収縮順位もしっかりとなってきます。
 他にもありますが、これがT-Styleトレーニング理論という感じですね

プルオーバー解説
①ダンベル一本を両手で持ちフラットベンチに仰向けで寝転び、頭はフラットベンチから落とします。
②肩甲骨を寄せて下げる(胸部縦横の張りを作る)
③両肘を伸ばし、ダンベルを持つ手は力を入れ過ぎず持つ(握らず引っ掛る様な感じ)
④両脚を上げる
⑤腕は床に対して垂直に伸ばす(上に伸ばす・スタートフィニッシュ位置)
⑥ダンベルを頭上に下げていき、限界がきたら肩甲骨(肩)を限界まで上げていく(肩甲骨を上げていく事によりダンベルも自然に下がっていく)
⑦腕を動かさない様にし、肩甲骨(肩)を下げていく(肩甲骨を下げていくと自然に腕が上がってきてダンベルも持ちがってくる)
⑧肩甲骨(肩)を下げ続けながらダンベルを上げていき、床に対して垂直位置まで戻す
※ブリッジは極力崩さない
※終始肘は伸ばしたまま

動画はこちら↓↓↓↓↓↓↓
https://youtu.be/Lr7ggwC9QlE

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?