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君との2ヶ月ぶりのデート

君とデートをした。2ヶ月ぶりのデートだった。

この日、君に僕の気持ちを伝えると決めていた。そして、君が受け入れてくれる自信は全くというほどなかった…。

でも、この機会に言わないと、二度とチャンスは巡ってこないし、一生後悔することになるだろうなと思ったんだ。

君のことが本当に大好きです。すぐにではなくてよいので、僕とまた付き合って欲しいです。

それに対しての君の答えは、

あなたが好きなのは今の私じゃなくて2年前の私なんじゃないの? あなたは2年前の私に戻って欲しいんでしょ?

そうだよね。そう思っているよね。。

そういう部分は確かに僕の中にあったのかもしれない。でもね、君は知らないと思うけど、僕もこの2ヶ月、今の君を受け止められる男に変わろうとしてきたんだよ。

仕事を頑張り、お客様からも信頼され、自分の領域を広げていく君を、昔も今も、僕は尊敬していたし、本当に素敵だなって思ってきた。

ただ、以前の僕は、君が僕をどんどん軽んじるようなった気がして嫉妬してしまっていたんだ。でもね、僕は今、君を受け止め一緒に成長できる男になると決めたし、少しずつ変わってきていると思っている。まだ未熟かもしれないけど。

どうすれば君に分かって貰えるか困った僕は、君にこのnoteの存在をおしえることにした。(見せるなら、事前に、内容チェックしておけばよかった。。)

恥ずかしくて僕はトイレに席を立った。少しして戻っても、君はずっと読んでくれていたね。そして鼻水だらだらになっていたよね。

多少は僕が君のことを大好きだ、君のことを大切に想っているってことが伝わったということでいいのかな?


昨日のデートでもうひとつ分かったことがあったんだ。

僕が、自分では気付かないうちに、たくさん君を傷つけてしまっていたという事実を。

僕の発言や言い方が、真剣に仕事に向かっている君を馬鹿にしたように感じさせていたんだよね。本当にごめんね。僕は、神に誓っても、君が一生懸命やっている仕事について馬鹿にしたことも軽んじたつもりもないんだ。

仕事のことを僕と話すと、君は責められているような気がしたって言ってたよね。これも、本当にごめんね。僕は君を責めているつもりはなく相談に乗っていたつもりだったけど、君の気持を汲めていなかったし、納得感もなかったよね。

遅刻の時も、ただでさえ恐縮しているのに、怖い気持ちにさせてしまったよね。これもごめんね。半分は怒ったフリをしてたし、君と会ったらすぐ忘れていたんだ。君が恐縮している気持ちに気付いていれば、怒ったフリなんかしなければよかったんだ。

謝っても、謝っても、君に積もってしまった嫌な気持ちは取り除けないかもしれないけれども、本当にそんなつもりはなかったんだ。本当にごめんね。

忙しくてゆっくり話す時間が取れなかったから、気づかないうちにいろんなものが溜まっちゃっていたのかもしれないよね。

僕も言葉で自分の気持ちを伝えるのが苦手だし、君もため込んじゃうタイプだから。

だから、忙しいしお互い余裕がなくなるときもあるけど、出来るだけ我慢しないで言いたいことを言いあえる関係になりたいって思ったよ。

ちょっと嫌だなとか、めんどくさいなとか、寂しいなって思ったことは、言ってほしいな。

君が思っているほど、僕はスマートでも、頭がいいわけでも、嫌な奴でもないんだ。鈍感だし、口下手だし、不器用なんだ。


品川駅で待ち合わせて、スーツ姿で現れた僕に、君はびっくりしていたね。事前に服装はなんでもいいよって言ってたもんね。

行先も教えずタクシーでレストランに向かったよね。Andazについた君は、またびっくりしていたよね。

夜景のきれいな個室席に通されて、またびっくりしていたよね。

そして、「君のことが好きです」と書かれたメッセージプレートを見て笑ってくれたよね。

ピンクの花束をもらって、満面の笑顔だったよね。

サプライズ・ディナーは成功だったかな?

最後、君を笑顔にすることはできたし、手は繋いで貰えなかったけど、小指は繋いでくれたから、僕にとっては成功かな?

今日からは、君に「君のことが大好きだよ」って言っても許されるかな。そして、君から「私も大好きだよ」って言ってもらえる日がくるのを楽しみにしているよ。

昔の君も、今の君も大好きだよ


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