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【三鳳雑記】風は西から切る


三寒四温というには、まだもう少し早いだろう。
食後の一杯コーヒーをタンブラーに注ごうか、それとも温めたマグに注ごうか?
迷いながら私は、今日も座して予約を押す。

三鳳に復帰できたことがただただ嬉しい。
これじゃ通用しないよというプレーを頻発しながらも、
楽しく、苦しく、夜のひと時は過ぎていく。

どんなところからでも捲くられる緊張感。
いつチャオってもおかしくない焦燥感。
そもそも、三特も手強い相手がゴロゴロいる中での、本当に久しぶりの鳳凰卓。

それもあってか、打っていてしばしば感じることがある。

「あぁ、◯◯さんだ。お久しぶりです」
「以前は見なかった人も増えたなぁ。なんだこの化け物みたいなRateは」
「おぉ~!今日も対戦よろしくお願いします。最近よく当たるなぁ」
 といった具合に、心のなかで呟いている。

ただ、そうして遊び相手に日々敬意を払いつつも。


「……そういえば、以前あれだけ同卓したあの人がいないなぁ。」
 本音を言うと、こうした感情を抱くことが結構ある。

理由なんて人それぞれであろう。
ゲームをクリアした人もいれば、環境の変化でプレイする時間帯がずれた人、あるいは今までよりもゲームと離れてしまった人。
”村”と形容される三鳳でも、よく見ればその中は流動的なのだ。

流れゆくことはすなわち活性の証であり、それ自体は良いことだ。
オバカミーコの表現を拝借すれば、「それが水なら淀んで腐る」というように。

だからこそ。
一戦一戦が真に「二度と無い機会」なのかもしれないと、改めて思う。

この雑記のタイトルは、とある楽曲のパロディーだ。
私の好きなアーティストの一人、森山直太朗氏の歌。

例えば僕は何処まで 生きて行けるだろう
音も立てず 影も見せず 何も残さず

森山直太朗-日は西から昇る

何の前触れもなく消えてしまうことだって常にある。
今ある縁を大切に、遊び相手がいることを大切に。

私は天鳳サンマが好きだ。
多趣味だけれど、打数こそ大したことはないけれど。
必ずそこに戻ってくる時間がある。

これは戦術や戦績をひけらかすためのnoteではない。
ただただ、「同卓してくれてありがとう」
それだけを書き綴っただけの雑記にすぎない。

結局冷めてしまうこととなったコーヒーを、苦笑いしながら飲み干して。
さて、もう一戦ぐらい打ってから寝ようか?

対戦よろしくお願いします。
では。

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