令和2年司法試験 行政法 答案構成

系別得点:140点前後 系別順位:40~50位 科目順位ランク:A

 まずは問題文です。色分けは赤・青・オレンジ・緑です。
赤→違法寄りの事情
青→適法寄りの事情
オレンジ→その他重要そうな事情
緑→重要でもない事情・メモ
という感じで原則的には色分けしてます。
 行政法も憲法同様、違法適法の塗分けをしておくと当てはめのときに事情を見つけやすくなりラクです。赤が違法なのは「赤信号」のイメージですね。
 ただ、実はこの色分けの基準には例外があります。行政法は関係法令が資料としてくっついてることが多いんですが、関係法令に書き込むときは上記色分けではなくなります。条文に違法寄り適法寄りというのはあまりないので。その場合、
赤→超重要な定義・要件・効果など
オレンジ→重要な事項
緑→その他、メモ
という色分けです。
 また、関係法令のページでは定義・要件・効果を他の条文や下位法令に委任してたりするので、そうした関係が視覚的に捉えやすいように緑色のラインで結んだりしました。
 問題文読み&答案構成で65分、答案書くのに55分で、今年の行政法は例年以上に時間が足りなかった印象です。

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 続いて答案構成用紙です。配点的にも山場ということで、設問1の(1)と(2)にかなり時間を割きました。しかも分量が多いうえに大層難しい出題だった(と感じた)ので、答案構成時間の9割はこれらに割いたと思います。その結果、設問2は答案構成5分程度しかしておらず、答案構成用紙にも大した記載がありません。設問2については、解答用紙に向かってペンを滑らせながら同時並行で必死に法律論らしき屁理屈らしき何かをひねり出して書いたというイメージです。

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 読みずらいと思うので折を見て文字起こししたいなと思います。

<2021.02.02追記>答案構成のデータが汚すぎたので差し替えました(字の汚さは変わりません、念のため)。


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