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【AI・プログラム】 AI予想の先駆けは、この『Hi-EPISODE』ではないのか?

2023年のトレンドの1つ。
そう・・・「ChatGPT」を筆頭とする

『人工知能・AI』

 
Hi-EPISODEの読者の人も知っての通り、競馬予想界隈でも当然「AIを駆使して軸馬を決める!」だとか「AI技術を使って分析して買い目を決める!」だとか、まぁそういうブログやSNSアカウントが昨今、多数見受けられる。

さて、ココで問題だ。

今でこそ、プログラムやデータ分析、アナリティクス、オペレーション、もとい、元々IT界隈ではない人も(昨今のIT化・DX・第四次産業革命の世界的促進などにより)そのIT技術に着眼し、インターネット・テクノロジーそのものを競馬予想に利用する、また、利用している人が散見され、今まさに「ソコに人工知能・AIが名実ともに加わった」形となっているワケだが。

既に2000年代(世間ではITバブルと言われていたWindowsXP普及時代、その前)から、

今で言う人工知能・AIの技術(厳密にはプログラム・アナリティクス)を活用し、

「それを利用した買い目を2011-2012年あたりからチラホラ出していた競馬ブログ」が、実はあったのだ。

 
そのブログは2009年にスタートしている・・・

そう、ある意味『時代の先駆け』である!

 
そのブログの今の名は・・・

『Hi-EPISODE』

 
概要は後ほど記載するが・・・
もうある意味、コレはパイオニアと言っていいのでは(笑)?
競馬予想界隈における人工知能・AIのパイオニア
まさに時代の先駆け(笑)
しかもそれを「公然と公開していた」事実・・・

それをしていたのは『Hi-EPISODE』

 
そう、十年来の読者の人は(覚えていたら)ご存じ、その予想の呼び名は『出目(でめ)』であった。

では当時、Hi-EPISODE筆者である私が、今で言う「AI予想を行い ⇒ レース選択 ⇒ 買い目決定」という過程で、どのような結果を出してきたのか?
そもそも、それを利用した買い目で買うと、どのような結果が出るのか?

そのデータ・アーカイブが当然残っているので、ココに当時の画像付きで記録しておくことにした。

━━━━━
買い目決定と結果
━━━━━
まず、私の場合はプログラムをランした場合、アウトプットの結果として「当週の分析対象レース全ての"期待値順に馬を並べた結果"」が得られる(当時のアルゴリズムではそうだった)ようにしていた。

ーーー
【1R】
ーーー
1番ロスチャイルド(印的には◎)
2番ロックフェラー(印的には○)
3番モルガン(印的には▲)
4番クリントン(印的には△)
5番ブッシュ(印的には△)
6番クラウス
etc...

そして得られる結果は「2パターン」以上ある(基本的には2パターン)。

つまり、違うアルゴリズムのプログラムをランするため「同じレースで、重視ポイントが異なる2つの結果(データ)」が得られるというワケだ。

ーーー
【1R】プログラム1
ーーー
1番ロスチャイルド(印としては◎に相当)
2番ロックフェラー(印としては○に相当)
3番モルガン(印としては▲に相当)
4番クリントン(△に相当)
5番ブッシュ(△に相当)

6番クラウス
etc...

ーーー
【1R】プログラム2
ーーー
2番ロックフェラー(◎に相当)
3番モルガン(○に相当)
1番ロスチャイルド(▲に相当)
5番ブッシュ(△に相当)
4番クリントン(△に相当)

6番クラウス
etc...

上記は簡易的に結果(アウトプット・リザルト)を示しただけだが、アルゴリズムの違いにより、結果(各馬の評価順)が変わっているのがお分かり頂けるだろう。

さらに分かり易く言えば、アルゴリズム1(Aというデータを最重視した評価順)では1番が◎だが、アルゴリズム2(Aとは違うデータを最重視した評価順)では2番が◎となる、その結果(データ)を評価順に得られていた、ということだ。

 
さて、ココで(と言うかこの時点で既に)重要なのは当然「これで的中するのか?」また「これで回収できる(つまり勝てる)のか?」だが、

それを判明させる為に、まず私がこの段階で行ったのは「この結果順のまま、ある程度絞って買い続けたらどうなるのか?」という、まさにその検証であるが(この検証は超重要である。勝てなければ意味ないからね)

ある程度は絞られなければ利が薄いため、下記ルールを決めた上での

【ルール】
1:基本的に◎が軸馬(最も期待値の%が高い馬)
2:買い目は「1軸」
3:相手は上位4頭(○▲△△)

【基本的な検証買い目】
1:馬連4点(1軸⇒上位4頭)
2:馬単8点(1軸⇒上位4頭の表裏)
3:3連複6点(1軸流し)
4:3連複10点(5頭BOX)
5:3連単12点(軸1着固定F)
6:3連単24点(軸1-2着固定F)
7:3連単36点(マルチ)

その結果が下記となる。

「これが何を意味するのか?」を単刀直入に言えば、

プログラム1(今風に言うとAI)の抽出結果でそのまま買い続けると、

【馬単8点】
・的中率47%(42/90)
・回収率102%

【3連複6点】
・的中率36%(32/90)
・回収率123%

 
上記2つの買い方で「上記の成績前後で勝てる」ことを意味する。
同時に、プログラム1(馬券対象は「軸⇒相手4頭」のみ)では「この2つ以外の買い方ではマイナスになってしまう」ことも意味する。

プログラム2(今でいうとAI)の抽出結果では、

【3連複6点】
・的中率38%(34/90)
・回収率115%

【3連複10点:5頭BOX】
・的中率46%(41/90)
・回収率103%

【3連単12点:軸1着固定】
・的中率23%(21/90)
・回収率115%

【3連単36点:1軸マルチ】
・的中率40%(36/90)
・回収率123%

 
上記4つの買い方で「上記の成績前後で勝てる」ことを意味する。

さて、この時点で言えるのは、上記は2011年の検証結果だけど(私が競馬予想界隈のAIパイオニアである可能性 笑)2023年になって思うのは率直に、

競馬予想はやはり「機械的な予想・抽出のみ」でも、

・キッチリとした競馬の知識
・結果に繋がるデータやファクトの選出
・技術力(世間的にはIT技術と言われる)

それらがあり、それをアルゴリズムとしてコードできる実力があれば「ただ勝つだけ」ならば可能ではないか、という点である。
 

■ 余談
ちなみに読者の人、ソコの「あなた」
あなたが今、閲覧しているブログやアカウントの中には「AI予想」や「AI技術」を前面に押し出して有料予想を行っている媒体があると思うけども、

それらが「1年通算で上記に示す結果以下」あるいは「あなたがそれを参考にして馬券を買い、1年通算で上記の結果以下」ならば、その人の実力(知識・技術力・経験・データ選択能力など)より、私の方がその実力が上だ。

厳密には、私が打つプログラム(プログラミング能力)の方が上であり、そのアルゴリズムの中に組み入れている競馬の「結果に直結する」予想データ選出の精度が高い、と事実上言える。

なので人工知能・AIがトレンドになり、世に普及したとて、それを利用して結果を出すにしてもやはり「キッチリとした、かつ、一定の閾値を超えた知識・技術力」は必要だと客観視可能ではあります。

さてプログラム・アナリティクス・AIなどの話に戻るが、上記に示す

【プログラム1】
今風の言い方をすると「AI予想:タイプ1」

【プログラム2】
今風の言い方をすると「AI予想:タイプ2」

「この2パターンの抽出結果そのもの」かつ「軸1頭 + 相手4頭」さらに「それで買い続けるだけで勝てる買い方」を検証し終わった所で私は、

さらなる高レベルの検証に移ったワケだ・・・それが『去る2011年』の話である。


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