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8月9日のGood & New 「さらばGG資本主義」藤野英人著を読みました。

例によってメルカリで売り上げたので急いでこの本を読みました。買っておいてGG資本主義とは何なんだろうと自分で?でした。

藤野さんも本文中では明言されていませんが、80代90代の方の男性の方が後進に道を譲らず若い世代が閉塞していってるという内容でした。

失われた20年の中でも中小の企業は70%にあたる1705社が10年間で株価を倍に伸ばしていっていると言うような事実や、大企業の業績が振るわなかった事でひとくくりで失われた20年と呼ばれたと言う事がわかりました。

藤野さんは投資信託のひふみ投信を作り上げたレオスキャピタルワークスの創業者です。

全国のいろんな会社を回って投資先を選んでいます。投資で日本を良くしたいと言う純粋な気持ちで仕事に向かっているから楽しく仕事ができている。ソニーの創業者もそうだったはずだと言う話を書かれていました。

日本の労働者はソニーのような楽しんで仕事をする気持ちが薄く会社への忠誠心もアメリカなどに比べて著しく低い旨、書かれていました。

楽しく働くためにはどうしたらいいのか?それには私たち消費者も働く現場の人にありがとうと言うようなことを伝えていくべきと言うことも書かれていました。

これわかります。一家の主婦で家事をしていても完璧にできて当たり前できていないところを指摘されたのでは、工夫して新しいことをトライしてみようとか、喜んでもらおうと言うような気持ちがどんどん薄れていきます。また文句を言われるのであれば新しいこともせず無難なことをしておこうと言うような発想になると言うことです。

コンビニで商品を買ったり、バスに乗ったりするときにも感謝の言葉を言うとか、習慣にはなっていましたが藤野さんはそうやって喜んで仕事をしてもらいましょうと書かれていました。消費者のありがとうの言葉で充分社会を変えていけると書かれていました。

今の日本に必要なのは虎のように自立した生き方をする人がもっと増える事が大切と書かれてます。

3つの虎が日本を救う

・都市部で起業し活躍するベンチャーの虎
・地方を引っ張るリーダーであるヤンキーの虎
・会社の中で存在感を発揮する社員の虎

社員の虎の事は虎リーマンと書かれていました。そして目指しやすい。

会社員でありながら組織の意向よりも自分の意思や良心に従って会社のリソースを使って顧客のために働く社員。

会社員は身分が保障されているからクビになるならクビにしてみろと開き直って会社の中で顧客のためになる自分がいいと思う仕事を実行してみる。

虎リーマンになるための3か条

・仕事で圧倒的な成果をあげる。
・顧客から信頼される。
・会社の中に強力な庇護者がいる。

メモ書き的なnoteになってしまいましたが、メルカリに売ってしまっても手元に残るようにまとめてみました。

今日で11回目のnoteになります。お読みいただきありがとうございます。

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