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グラシアス・ムシカ

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#音楽

その曲のエネルギーが波となり高校生の…

しっかりとした梅雨の訪れに 「もうそろそろいいですか?」と弱音をはいていたのが すでにかなり前の時間に思える 既に常夏の国状態になっているニッポン 1年前の今頃 この国ニッポンに彼女たちが舞い降りた 1980年代のディスコで彼女たちの曲が流れなかった夜はきっとなかったであろう たしかにそれは100パーセントという 不安を感じさせない数字として ぼくたちに安心感を届けていた 「バナナラマ/Bananarama」 高校生時代、刺激を求めて通ったディスコでも

この星に来て良かったなぁ

フジファブリックの「茜色の夕日」です。 なんだか、好きなんだなぁ たまらなく、いいんだなぁ 素直な音楽だから だから、ミクロにもマクロにも響いてくるんだよなぁ 魂が、この星に来て良かったなぁって思えるんだなぁ 彼は、もうこの世にいないけど 宇宙から、奏でているんだよなぁ 今日の雨の中にも、晴れた日にも、茜色の夕日の中にも 分け隔てなく、降り注いでいるんだよなぁ

アダムさんは女性ボーカルが好きだと言った。

仕事の休憩中の事。音楽の会話を楽しんでいた。 アダムさんは女性ボーカルが好きだと言った。 年齢がひとつ下のアダムさんとする、音楽の会話には「打てば響く」ような滑らかな流れを感じることができる状態だった。 お互いに80年代音楽の思い出のシンパシーを、カラダの何処かしらにしまっていて、お目当ての抽斗を探し当てるスピードは速い。 お互いの抽斗に仕舞われていた女性シンガーは、トランプのカードを並べるみたいにきちんと大切に保管されている。そして、二人の抽斗にはいくつかの同じカード