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月を見るたびに思うこと/ひとり交換日記

26歳になったわたしへ!

「三日月、夜空が笑ってるみたいに見えるよっていう話 わかってくれてありがとう」

https://m.youtube.com/watch?v=BRtb3ZBwWoQ

YUKIちゃんの「ひみつ」。YUKIちゃんの曲の中でも特別にすきな曲だけど、この部分のこの歌詞が特別に特別にすき。

最近周りの男の子からよく聞くのが、「彼女は現実的なほうがいい」という話。
だけどわたしはどんなに誰の前できびきびとした自分を装っていても、すきな男の子にだけはどうしても感受性の話をしてみたい。

どうかなあ。だめかなあ。

女性の方が感受性豊かだって言うけど、それって女の身体には四季があるからだなと感じる月末です。このホルモンバランスというやつに、わたしたちは毎月酷く振り回される。

でも、その代わりに世界はキラキラして見えたり、ドロドロに渦巻いて見えたり。そんなたくさんのフィルターだって神様から貰ってる。

現実なんて、嫌っていう程見てるよ。見なきゃいけなかったし、見ざるを得なかったし。

わたしはそういう時のどこまでも平静な自分がこわいんだ。頭をからっぽにして、誰かに対しての「すき」だけで満たされたい時もあるんだよ。
そこに手を繋げるからこそ、お互いが目の前の現実と対峙する勇気になるんでしょ!

YUKIちゃんの武道館公演に行ったの、もう一年半も前のことなんだね。
ふとした一瞬もあけば、悲しみとか苦しみがうわっと蓋を開けて絶え間なく出てきてしまうような時期だった。

それでもYUKIちゃんは、凄かった。
「YUKIが武道館ごと抱きしめてあげるよ!」って、空中を抱きしめてくれた。

一度信じられなくなった言葉たちが、身体に染み込んでいく音がして、この人はいつまでも女の子で、女で、お母さんで、アーティストなんだなと思ったら、立ち止まってる自分にも未来はあるのかなと少しだけ希望の種ができたんだ。

そんなかすかな回復もぺしゃんこにされるくらいの現実に戻った後も、何度も何度も踏み潰された後も、信じた自分がバカだった なんてもう思わない。

なにがあっても笑っていようとする選択ができるのは、そういうひたむきさの糧をたくさん見つけていけるから。
「しゃくしゃく余裕で暮らしたい」もん。
ねえ、弱いだけじゃなく強いだけでもない女はたぶん美しいよ。

「わかるよ」って言い合って、「わかってくれてありがとう」を繰り返す関係を、いつまでも続けていけますように。

できるよね、できたもんね。1年前には考えられない、26歳のあなた。

一週間前だってぜんぜん違う自分なのに、来週はもっと違う自分なのに。それでも安心して楽しみにできるのは、変わらずにいてくれるみんなのおかげだもんね。

次回のわたしに質問です。
笑ってますか?泣いてますか?
それでは今日のわたしから太鼓判です。
それでもぜったい、大丈夫。

ひよりより!

原稿料代わりに・・!?