小惑星おぼえがき：Selene（セレーネ ）580

こんにちは。鈴木でございます。
地道におぼえがきを更新しておりますが、フォローや好き等反応いただきありがとうございます。
小惑星というのは西洋占星術においては比較的マニアックな要素かと思いますが、「どうしても叶えたい夢」や「どうしても過去に受けた鑑定結果に納得がいかない」といったときの戦略として有効なのではないかと考えています。西洋占星術に対し、様々な占い師がそれぞれの解釈をお持ちかと思います。私自身は、西洋占星術は心理的盲点を外すための一つのツールとしてとらえています。

生きていると様々な社会的洗脳を無意識に受けるかと思いますが、西洋占星術とも上手に付き合っていけることを願い、この記事を書いております。

前置きが長くなりましたが、本日は「セレーネ」について書いていきたいと思います。

Selene（セレーネ ）580

説明

小惑星セレーネは、西洋占星術において、直感、感受性、創造性、夢想を象徴する小惑星とされています。

セレーネは、ギリシャ神話に登場する女神で、月の女神として知られています。月は、太陽に次いで地球に最も近い天体であり、その周期的な変化や満ち欠けによって、人々の生活に深く関わってきました。そのため、セレーネは、古代から、感受性や創造性、夢想、イマジネーションなどの象徴とされてきました。

セレーネがこのような意味を持つようになったのは、20世紀に入ってからです。当時、占星術師たちは、新たな惑星や小惑星が発見されるたびに、それらの天体に意味を付けるようになりました。そして、セレーネもその一つとして、直感や感受性、創造性、夢想などの象徴とされるようになりました。

セレーネが直感や感受性を象徴する理由としては、月が感情的な要素を持つ星座やハウスと関連していることが挙げられます。たとえば、月は蟹座の支配星であり、蟹座は家庭や母性、感情を象徴する星座です。また、セレーネは月の女神であるため、月と同様に、感情的な側面を強く持っているとされています。

また、セレーネが創造性や夢想を象徴する理由としては、月が周期的な変化をもたらすことが挙げられます。月が満ち欠けすることで、自然界にはさまざまな変化が生じます。このような変化は、創造性や夢想を促す刺激になるとされています。

強く影響が出やすいアスペクト

セレーネと太陽がコンジャンクションを形成している場合、個人の創造性や直感力が強く表れる可能性があります。また、感受性や夢想力も強く、内面的な世界にアクセスしやすい状態になるかもしれません。

セレーネと月がコンジャンクションを形成している場合、感受性や直感力が強く表れる可能性があります。また、創造性や夢想力も豊かで、内面の情緒的な世界を表現しやすくなるかもしれません。

セレーネと金星がコンジャンクションを形成している場合、芸術的センスや美意識が強まる可能性があります。また、愛や美に関する感受性が高まり、ロマンチックな気分や想像力に富んだ表現が生まれるかもしれません。

セレーネと海王星がトラインを形成している場合、直感力や感受性が強まり、内面的な世界に深くアクセスできる可能性があります。また、創造性や夢想力も強く、非現実的な表現や芸術的な表現を生み出すことができるかもしれません。

解釈例

セレーネが2室にある場合、感受性や直感力を物質面で表現しようとする傾向があると解釈されます。また、自己価値感やセルフイメージの形成において、内面的な感情の変化や深層心理に影響を与える可能性があります。

セレーネが6室にある場合、健康や労働、日常生活のルーティンなどに影響を与える可能性があります。感受性や創造性を生かしながら、現実的で実用的な面を取り入れることが大切とされます。

セレーネが8室にある場合、深層心理やタブー、性的な面に対して感受性や直感力が強まるとされます。また、創造的な表現力を生かして、変化や転機に対して柔軟に対応することが求められるかもしれません。

セレーネが9室にある場合、哲学や宗教、高次の知識や文化に対する関心や興味が強く表れるとされます。また、直感的な理解力や創造性を生かして、新しい知識や経験を得ることができる可能性があります。

セレーネが12室にある場合、感受性や直感力が強まり、内面的な世界やスピリチュアルな世界に対する興味や関心が表れるとされます。また、創造的な表現力を生かして、芸術や音楽などの分野で活躍することができる可能性があります。ただし、過度な感情やストレスによって、内面的な世界が混沌とした状態に陥ることもあるかもしれません。