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2020年10月の記事一覧

『現在の自分の格好』をリストにし、『ファッションの基本ルール』と見比べた上で『ここっておかしいのではないか?』『どうしてこうなんだ』という引っ掛りを探す事で相違点が見えてくる。
全体で見るのではなく最初はアイテム一つ、自分の身体一箇所からでも始めることで次第にセンスは積みあがる。

『イノベーション』は全く新しい物を作り出すことではなく組み替える事で停滞している『ビジョン』が前進する。

ファッションも同様で『ファッショントレンド』は全く新しいものが作り出されるのではなく過去から現在に至るファッションを組み替えることで停滞している『トレンド』が前進する。

ファッションに必要なのは概念を壊して作り直すことです。
対象を構成要素に分解した上で、再び組立直す。
『コーディネート』=『全身という概念』を壊して作り直すこと。
『服』を『身体』の構成要素に分解した上で、再び『コーディネート』として組立て直す事でバランスが作られます。

『ファッションセンスがない』というコンプレックスを抱く人は多い。
原因はファッションを直感的、論理的に磨く為の教育や訓練は受けていないから。これまでの『自主的な勉強』や『関わってきた人の環境』で今の自分のセンスが成り立っている。
今からでも論理的に勉強すれば身に付くことである。

両脳思考とは『左脳/右脳』『論理/直感』『言語/イメージ』といった二頂対立を乗り越え両者を統合すること。
ファッションにも必要な両脳思考。
『相反する思考(自分の選ぶ服の傾向/自分に馴染む服の傾向)』を知り『基本ルール(言語/イメージ)』を統合してお洒落と言われる自分を表現する。

『ファッション』には長い歴史の中で培ってきた『一定の法則』がある。
『ファッション』を始める上で『センス』は必要ない。
お洒落と感じる『思考プロセス』を抽象化して落とし込んだ論理的フレームに従うことで大きな失敗はしない。
知っているか知らないか、行動するかしないかで道は分かれる。

『ファッション』とは『自分から見た姿』と『他人から見た姿』の2パターンの見え方がある。 『他人からどのように見えるか』という所に捉われ過ぎると『自分がどのような格好がしたい』という本質が失われる。 大事なのは『自分がしたい格好』と『自分に馴染む格好』を統合させて自己表現すること。