未完成 翼(続き)

翼 続

愛瑠:「あ…私、この人と結婚したい……」
愛瑠:(M)何を根拠に思ったのか、自分でも理解できないけど…
愛瑠:彼を一目見た瞬間、脳に電気が走ったような衝撃を受けた。
愛瑠:ほんの一瞬、目の前が真っ白になったような感覚…チカチカする……。
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海斗「やっべ!!!もうこんな時間かよ!!いつもよりちょーっと寝坊したってのに、余裕こいてたから尚更やべぇ!!!(部屋を出て鍵をかける)」
愛瑠:「あのぉ…おはようございます。お隣さんですか?」
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海斗:(M)遅刻ギリギリな時間、急いで玄関を出て鍵をかける俺に声をかけてきた女性。
カイト:(海斗)どこか懐かしさを感じた声に反応して彼女を見る。
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海斗:「ぇ……!」
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愛瑠:「昨日隣に引っ越してきました。白羽(しらは)といいます。よろしくお願いします。」
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海斗:「あ、あぁ、えと……白羽(しらは)さん、はい!
海斗:俺は羽立(はだち)海斗です!よろしく!」
愛瑠:「かい、と…」
海斗:「ぇ?」
愛瑠:「ぁ、いえ!ごめんなさい!羽立さん、ですね!あはは、なんか聞いたことあるような気がして…知り合い、いないんだけどなぁ…。あ、私、愛瑠(メル)って言います。」
海斗:「白羽…メル……さん」
愛瑠:「はい!ぁ、同じ〝羽〟ですね。
愛瑠:よろしくお願いします。」
海斗:「…あぁ、うん。…よろしく!」
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愛瑠:(M)名前を聞いた瞬間、不思議と懐かしさを感じた。
愛瑠:「あ、ごめんなさい!急いでましたよね?」
海斗「ぁあっ!!そうだった!!仕事!!」
愛瑠:「うふふ。行ってらっしゃい。」
海斗「ぇ…あっはい!行ってきます!!」
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