脳内会議

脳内会議
私…
私1…陽気、司会進行、私
私2…クール、私
私3…異性、俺
私4…暗、僕っこ

私:「………はぁ。」
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私1:「さぁ!今日も始まりました!!私の落ち込みターーーイム!!今日は何だ何だ???何があったんだー???」
私2:「別に何も無いでしょ。いつもの事よ。」
私3:「おいおい、俺って結構繊細なんだぜ?何も無くはないだろうよ…?」
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私:「疲れたぁ…毎回、車乗ると落ち着いちゃって、ついつい帰る時間遅くなっちゃうんだよなぁ…」
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私1:「おおおーっとぉぉお???『私、今夜は帰りたくないの』発言かぁ??しかーし!!それは相手がいるところで言うべきセリフですな!!」
私3:「…いねぇだろ。」
私1:「あっはっは!!!そーでしたそうでした!」
私2:「触れないであげてよ、可哀想に…」
私4:「ねぇ…さっきからうるさいんだけど…。ちょっと静かにしてくれない…僕、疲れてるの」
私1:「おやおや、僕ちゃん!どうしてそんなに疲れているんだい??今日は定時上がりだったじゃないかぁ!!」
私4:「うるっさ…」
私1:「そんなに私を嫌わないでおくれよーーーさあ!せっかく早く終われてもう車の中なんだから、さっさとエンジンをかけようじゃないか!!」
私2:「ねぇ。お取り込み中悪いけど…携帯いじり出したわよ、私。」
私1:「え?」(同時)
私3:「え!」(同時)
私4:「…」
私3:「こりゃぁ、長くなるな…」
私4:「仕方ないよ…動くのもしんどいんだから少しそっとしといてよ…」
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私:「疲れたなぁ…帰るのしんどいなぁ…動きたくなーい…テックトック見よっかなー」
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私4:「僕寝るから…ちょっと静かにしててよね」
私3:「まー待て待て!僕ちゃんが寝ちゃったら俺まで寝ちゃうでしょーが!何とか帰りたいんだからせめて起きててよ!!帰って準備して配信に備えたいんだよ!!」
私4:「……。」
私2:「ねぇ…今度はストーリー書き始めたわよ…ここから30分コースだわね…」
私1:「おおっと!??いいネタが思い浮かんだのか????さすが私!!やるぞ私!!!どれどれぇ?????」
私3:「……『誰の声も聞きたくない、誰とも話したくない…放っておいてくれ、そう思うけど、そんなことを言える勇気は無い…』」
私1:「暗っ!!なーーーんてこったぁ!!!相当疲れてるぞ私!!どーしたんだ??!」
私2:「これは…僕ちゃん、相当眠いのね?」
私4:「さっきから言ってるでしょ…眠いって(あくび)」
私3:「眠いで片付けるなよ!!さっき言っただろ!!俺って結構繊細なんだってば!!」
私1:「それにしてもちょっと暗すぎでわー???書くならもっとこう…楽しいのにしようよ!私みたく!!!さぁ私!!!路線変更だ!!!!」
私2:「ちょっと…、ここから路線変更したらまた長くなるわよ?」
私1:「ぇ?」
私3:「あ…」
私4:「あーぁ…」
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私:「んー…やっぱやめた。暗すぎ!!!こんなの誰も読みたくないだろ!!やばいやばい、なんか違う。やめた!!…んー、やめたけど、じゃぁ何にしようかなぁ~」
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私2:「ほらね?」
私3:「がーーーってむ!!!洗濯もあるし配信もあるし!!俺は早く帰りたいんじゃー!!(私1の肩を掴んでガクガク揺する)」
私1:「あははは!!まぁまぁ俺よ、落ち着け落ち着け!!」
私2:「なら、早く帰れるようにお題を決めましょうよ。この分じゃ、中身まで書く余力は残ってなさそうだし…テーマだけでも決めれば」
私3:「スッキリして帰るかも!!!」
私1:「あっはっは!!!俺がスッキリって言うと下品だねぇ!!!!」
私3:「んだとぉ?!そりゃおめえの頭だ!!…ってことは俺もか」
私1:「あっはっはっは!!!!」
私4:「ねぇ…めんどい…」
私2:「協力しなさいよ。僕ちゃんだって帰って布団で寝たいでしょ?」
私4:「ん…まぁ…」
私1:「よし!!!じゃあ決めようか!!何にする???」
私3:「ひとり読みが出来る台本がいいんじゃないか??」
私2:「だめよ。ひとり読みだと会話が要らない分、テーマが決まってここで書き始めてしまえば…そこから1時間コースよ。」
私1:「私はそれでもいいと思うよ!!!思っていることを吐き出せばいいのさ!!!その方が健全でいられるのだからぁぁぁ!!!!」
私4:「まじうっさい、うざい、きもいっ」
私1:「そんな事言うなよー!私は僕ちゃんで僕ちゃんは私なのだから!!!!!」
私3:「じゃー複数人のストーリー?んー…引き出し無さすぎてなぁ…キャラクターから考えてったらそれも時間がかかる気が…」
私4:「もう眠いから帰るじゃだめなの??…もう僕限…界…」
私3:「ぁ!おい待て!!!」
私1:「おっとぉぉおおお??!僕ちゃんが寝てしまったー??と、言うことは????」
私2:「携帯握りながら…寝てるわね。」
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私:「ダメだ…思いつかない……スー…スー…」
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私3:「ぁぁぁぁぁぁ!!!!!時間がぁぁぁあ!!!」
私1:「まぁ!いいじゃないか!!車の中だし、そんなに長時間は寝ないさ!!すぐに目を覚ますよ!!寝ている間に考えようじゃないか!!」
私2:「複数にしても…難しくない設定、背景も要らないものにしたらどうかしら…」
私3:「背景、か…考えなくて済むなら簡単だな…だけどよ…んーファンタジーな感じか??」
私1:「俺よ!君は結構そういうのにワクワクするタイプだね!!私も好きだよファンタジー!!魔法の杖を振り回したいね!!」
私2:「危ないからやめてちょうだい。」
私3:「いてっ!いてっ!いてぇって!!魔法の杖とか言いながら物理攻撃してくんじゃねぇ!!!」
私1:「あっはっはっは!!!いいじゃないか!!甘んじて受けよ!!!」
私2:「…おやめ!!!体動かさずに頭を使いなさい!!!!」
私1:「はいっ!!!」
私3:「はいっ!!!って…なんで俺まで…」
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私:「…スー……ん。ぁ…寝てた……」
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私4:「うるさすぎ…(あくび)」
私1:「やぁ!!!おはよう僕ちゃん!!!ぐっすり眠れたかい???笑」
私4:「お前、殴られたいの…?」
私1:「やーーだよ!!痛いもん」
私4:「ムカつく………」
私2:「よしよし、まぁ、落ち着いて。テーマがまだね、決まらないのよ。」
私3:「どーーすんだよ!!!俺に王道なラブストーリーは無理だぞ?!!ミステリーも無理だ!!!ひとり読みは絶対暗くなるしよぉ!!!」
私4:「……」
私1:「さぁ!!!どーーする!!!早く帰らせないと刻一刻と時間は過ぎてゆくっ!!!!!」
私4:「僕たちのことでいいんじゃない?」
私2:「え?」
私4:「…え?」
私3:「俺たちのこと…??」
私4:「うん。」
私1:「ほぉ???」
私4:「人物像も要らないし」
私2:「確かに…みんな私だし…」
私4:「背景も要らない」
私3:「確かに…何もいらないな!!」
私4:「あとは私が面白おかしく書いてよ」
私1:「おぉ!!!いいだろう!!!任せてくれたまえ!!!!」
私2:「私も書くわよ、あなただけじゃ心配だわ」
私1:「えー!!そんな子供扱いしないでくれたまえ??」
私4:「どっちも一緒だろ…早くしてよ」
私1:「よーーーーし!!!そうと決まれば!!テーマ決定!!次のテーマはこれだ!!!」
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私:「寒くなってきた…。ぁ…そうだ、次は脳内会議かな…」
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私3:「どうだ?動くか…?!」
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私:「よし…今日は帰ろ…」
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私2:「ふぅ、動き出したわね」
私4:「ふぁぁ(あくび)…やっと帰れる」
私3:「よっしゃぁぁぁぁぁああ!!」
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私:「さて、着いたっと…ふぅ………。降りたくないなぁ…」
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私1:「おぉぉぉぉお降りろぉぉおおお!!!」
私3:「(同時に)おぉぉぉぉお降りろぉぉおおお!!!」
私4:「眠い…」
私2:「はぁ…ここから30分コースかしら…」

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