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【2023.1.7 救急搬送】備忘録



2023年大変なスタートだった。


 42歳後厄を抜けたと思っていた私は子供と2人で商店街を歩行中、原因不明の貧血で路上で失神し、れんがで頭部受傷、大出血により救急搬送される事態となった。結果、右側頭部にホチキス2か所の縫合と心臓マッサージを受けたことによる胸椎の痛み(おそらくひび)程度で済んだが、場合によってはこんな日記を記録するどころではなかったかもしれない。2023.1.10現在振り返って記載したい。

その日、体調に不安は特になかった。

通常は(土)1人で毎朝10キロ程度ランニングをするが、当日は妻が仕事だったため実施せず。3歳の息子と朝食をとり、妻を仕事に見送った。

本日の予定


11:15~ 息子の習い事
14:00~ 息子の厄払い
17:00~ 妻と合流し外食 
だった。 まさか救急搬送され、頭を縫合されるとは夢にも思わず。。
 

 11時頃から子供の習い事があるため、自宅から約2kmの教室まで息子はストライダー、私は徒歩&ジョギングで向かった。通常は妻の電動自転車や場合によってはバスを使用することもあるが、先述のランニングも普段しているため、2km程度の距離は問題にならない、はず。習い事を終え、帰りは時間の関係でバスで帰宅。時間は12:30、パンなど簡単な昼食をとり、息子は短時間お昼寝し13:30にストライダーでお寺へ出発。距離にして700m程度。体調の変化はない。

 14:00~ お参り後、約45分間厄払いを終え、お札を頂いた。
15:00頃お寺で息子はソフトクリーム、私は甘酒を食す。

予兆はなかった

15:30頃から、外食予定のお店に向かい息子と2人で歩く。息子は相変わらずストライダー、距離にすれば約800m程度だった。信号があったり、自転車が通るので、息子のストライダーの走行に注意しながら、小走りしたり、「はやいよ~」と声をかけながら移動していた、と思う。

 

既往として

もともと私は起立性低血圧(いわゆる立ち眩み)を起こしやすい。昔はよくレンタルビデオ店やCDショップでしゃがみこんだ後に立ち上がると、ふっと倒れそうになることが多かった。ただ、実際に倒れたことはない。
 あと過去に3回、冬場にアルコール摂取後寒暖差が激しい場所で排尿後に「脳貧血」を起こし、失神したことがある。こちらは完全に意識を失っている。1度目は1人の時、2度目は実家で家族がいる中で、3度目は居酒屋で地元の友達の前で。(この時も頭から出血を起こし救急搬送されている。。)ただ、3度ともアルコールが入っており、温かい場所から寒い場所(トイレ)で排泄という同条件だった。

意識消失~振り返り


今回、ストライダーに乗る息子を前方に「おかしい」と感じたことがあった。履いている靴(メレルのモック)が足をやたらと圧迫している感覚に陥った。熱く感じた。おそらくこのあたりから意識は朧気だったと思う。目的地の店の位置が前方か後方か分からなくなった。前後が分からなくなり、くるくる振り返ったのが意識を失う前に覚えている最後の記憶だ。時間も定かではない。


 次にしっかりと意識が戻ったのは、救急車の中だった。妻曰く、路上でも意識が戻り何やら話していたようだが全く記憶にない。救急車の中で、救急隊の方とのやりとり、名前、生年月日、住所、あとは今日の出来事、倒れるまでの経緯や覚えていることを話した。救急車に息子が乗っていて無事で安心した。頭部の出血量や痛みは感じなかったが動くと胸が痛い。救急隊の方や妻から説明を受け、詳しくはわかっていないが、その場に居合わせたNsの方から心臓マッサージを受けたらしい。心肺停止していたのか、、心臓マッサージで胸椎骨折やひびは聞いたことがある。AEDは使用しなかったようだ。何にしても咄嗟の行動のNsの方にも心から感謝の意を述べたい。

 失神中どなたか(警察官?)が私のスマートフォンで、妻、親戚、親に電話をかけてもらっていた。iPhoneSE だが、おそらく失神中に指紋認証の解除をしてもらい、親族に予測を立て繋がるまで連絡をしてくれたのだろう。確かに3歳の息子と父の2人で歩行中、父が道端に倒れ失神、頭から出血している状況はかなり切迫し一刻を争う状況といえる。結果、妻にもすぐにつながった。倒れている40代の男からスマホを取り出し、指紋ロック解除を行うのは、本当に勇気のいる行動だと思う。心より感謝の意を述べたい。

 救急車内に話を戻す。私の意識も戻り(とはいえ、状況把握や意識は朧気)会話もなんとかできる状況になったが、先ほどから救急隊の方が連絡をとっているが、救急車が向かう搬送先が見つからない。新型コロナの影響もあるのだろう。私自身といえば、胸の痛みは若干あるのと、寒さは感じていたが、それ以外の痛みは特に感じていなかったので、「どこかなるべく早く出も見つからないかな?」と楽観的な気持ちですらいた。ん??なんだ?前歯の上正面2本に裏から舌を当てるとざらざらと削れている、というかえぐれている。。なんとなく顎も痛い、推測だが失神して倒れた際に前歯の下の歯で上の歯をえぐったのだろう、、歯自体ぐらぐらはしていない。

妻のファインプレー

救急隊の方より妻に「〇〇病院は受け入れ可能ですが、頭ということもあり、必ず入院し精密検査が必要とのことです。現在はお部屋が空いてなく、1泊11万のお部屋しか空いてないとのことですが、、最低でも本日宿泊すると22万かかります。」
妻『えっ、、検査だけで、に、22万???』『ほ、ほかの病院はありませんか??』妻の英断により、きちんと医療を選択することができた。。救急車出発し乗車時間約30分、目的の病院に到着。おそらく19時過ぎてたと思う。

搬送先の病院にて

頭部CT、胸部レントゲン、点滴、血液検査を受けたのち、頭部受傷への処置として、ホチキスで2か所頭部を留められた。
Drより「傷が広がらない処置だけどかなり痛いですよ」と言われ覚悟していたが、確かに脳に響く痛さだった。。2発。1週間後抜糸(というかホチキスを外す)らしく、1/14か1/15に救急で受診予定。

最後に

今回の出来事は色々と見つめなおすきっかけにもなった。妻・子供・関わった方々へ感謝の気持ちを忘れないと同時に自分自身納得できるように行動していきたい。


 

 

 

 


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