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2023年に読んだ127冊の本

今年も年末12月30日に行うは、二十年以上つづく習慣「今年一年間に読んだ本の振り返り」です。

2023年は127冊の本を読みました。
本は、それを読んでいた時の四季の記憶と、出来事の記憶と不可分に脳内で結びついているので、書名をこうして眺めているだけで、「ああ、本当にいろんな出来ごとがあった一年だったなあ」という思いを強くします。
著者が魂を削って書いた本はどれもとても素晴らしい脳内対話を誘発したものばかりで、その中から「今年の5冊」を選ぶことは、まったくもって容易ならざるものがあります。
呻吟しつつなんとか選んだ今年の5冊は以下でした。

<2023年の5冊>

「答えのない世界を生きる」(小坂井敏晶)
「佐治敬三と開高健 最強のふたり」(北 康利)
「吉田松陰 留魂録」(古川薫)
「「未来」とは何か〜1秒先から宇宙の終わりまでを見通すビッグ・クエスチョン〜」(デイビッド・クリスチャン)
「ブループリント〜「よい未来」を築くための進化論と人類史〜(上)(下)」(ニコラス・クリスタキス)

それ以外も素晴らしい本が目白押しでした。
2024年も素晴らしい本との出合いがありますように。

<スポーツ関連>

「プロ野球「経営」全史〜球団オーナー55社の興亡〜」(中川 右介)
「セリエA発アウシュヴィッツ行き〜悲運の優勝監督の物語〜」(マッテオ・マラーニ)
「アンビシャス 〜北海道にボールパークを創った男たち〜」(鈴木 忠平)
「オシムの遺産 〜彼らに授けたもうひとつの言葉〜」(島沢優子)
「急いてはいけない 〜加速する時代の「知性」とは〜」(イビチャ・オシム)
「Thinking Baseball 〜慶應義塾高校が目指す"野球を通じて引き出す価値”〜」(森林貴彦)
「育成思考 〜野球がもっと好きになる環境づくりと指導マインド〜」(阪長 友仁)
「仙台育英日本一からの招待 〜幸福度の高いチームづくり〜」(須江航)
「スポーツマンシップバイブル」(中村聡宏)
「洲崎球場のポール際 〜プロ野球の「聖地」に輝いた一瞬の光〜」(森田創)
「最弱球団 高橋ユニオンズ青春記」(長谷川 晶一)
「ニッポンとサッカー 〜英国人記者の取材録〜」(ショーン・キャロル)
「山本由伸 〜常識を変える投球術〜」(中島大輔)
「熟達論〜人はいつまでも学び、成長できる〜」(為末大)
「VISION 〜夢を叶える逆算思考〜」(三笘薫)
「中南米野球はなぜ強いのか〜ドミニカ、キュラソー、キューバ、ベネズエラ、MLB、そして日本〜」(中島大輔)
「熱球伝説 〜キューバ リナレスを育てた野球王国〜」(鉄矢多美子)
「サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法」(池上正)
「よくわかるスポーツ文化論」(井上 俊・菊 幸一)
「運動部活動から地域スポーツクラブ活動へ 〜新しいブカツのビジョンとミッション〜」(友添秀則他)
「天日干し経営」(村井満)
「球速の正体」(林卓史)
「もっともわかりやすいラグビー戦術入門ガイド」(井上正幸)
「究極のトレーニング〜最新スポーツ生理学と効率的カラダづくり〜」(石井 直方)
「執念 〜覚悟に潜む狂気〜」(合戸 孝二)
「世界を驚かせたスクラム経営 〜ラグビーワールドカップ 2019 組織委員会の挑戦〜」(野中郁次郎・川田英樹)
「ウィニングカルチャー 〜勝ちぐせのある人と組織のつくり方〜」(中竹 竜二)

<ビジネス関連>

「コンフリクト・マネジメントの教科書 〜職場での対立を創造的に解決する〜」(ピーター・T. コールマン、ロバート ファーガソン)
「チームトポロジー 〜価値あるソフトウェアをすばやく届ける適応型組織設計〜」(マシュー・スケルトン , マニュエル・パイス)
「決戦!株主総会 〜ドキュメントLIXIL死闘の8カ月〜」(秋場 大輔)
「テクノロジーとイノベーション〜進化/生成の理論〜」(W・ブライアン・アーサー)
「経営リーダーのための社会システム論 〜構造的問題と僕らの未来〜」(宮台 真司、野田 智義)
「JAL再生 〜高収益企業への転換〜」(引頭 麻実)
「ウーバー戦記〜いかにして台頭し席巻し社会から憎まれたか〜」(マイク・アイザック)
「経営12カ条 〜経営者として貫くべきこと〜」(稲盛和夫)
「突き抜けろ 〜三木谷浩史と楽天、25年の軌跡〜」(三木谷 浩史)
「リフレクティブ・マネジャー 〜一流はつねに内省する〜」(中原 淳、金井 壽宏)
「コマツのダントツ経営」(上總康行)
「ユーザーファースト 〜穐田誉輝とくふうカンパニー  食べログ、クックパッドを育てた男〜」(野地秩嘉)
「スタートアップのための人事制度の作り方 〜キャリア開発を促し、自社のバリューを浸透させる〜」(金田 宏之)

<歴史関連>

「帝王学 〜「貞観政要」の読み方 〜」(山本七平)
「武士はなぜ腹を切るのか 〜日本人は江戸から日本人になった〜」(山本 博文)
「会津籠城戦の三十日」(星 亮一)
「北条氏と鎌倉幕府」(細川 重男)
「執権 〜北条氏と鎌倉幕府〜」(細川 重男)
「吉田松陰と松下村塾の志士100話 」(山村竜也)
「松下村塾」(古川 薫)
「吉田松陰 留魂録」(古川薫)
「新校訂 全訳注 葉隠 (上)」(菅野 覚明他)
「新校訂 全訳注 葉隠 (中)」(菅野 覚明他)
「新校訂 全訳注 葉隠 (下)」(菅野 覚明他)
「興亡の世界史 通商国家カルタゴ」(栗田 伸子、佐藤 育子)

<小説>

「運転者 〜未来を変える過去からの使者〜」(喜多川泰)
「街とその不確かな壁」(村上春樹)
「東京彰義伝」(吉森 大祐)
「また会う日まで」(池澤 夏樹)
「さぶ」(山本 周五郎)
「まいまいつぶろ」(村木嵐)
「わかれの船」(宮本輝)

<その他>

「「未来」とは何か〜1秒先から宇宙の終わりまでを見通すビッグ・クエスチョン〜」(デイビッド・クリスチャン)
「両義の表現」(李 禹煥)
「進化は万能である 〜人類・テクノロジー・宇宙の未来〜」(マット・リドレー)
「時間は存在しない」(カルロ・ロヴェッリ)
「ブループリント〜「よい未来」を築くための進化論と人類史〜(上)」(ニコラス・クリスタキス)
「ブループリント〜「よい未来」を築くための進化論と人類史〜(下)」(ニコラス・クリスタキス)
「我々はどこから来て、今どこにいるのか? (上) 〜アングロサクソンがなぜ覇権を握ったか〜」(エマニュエル・トッド )
「我々はどこから来て、今どこにいるのか? (下) 〜民主主義の野蛮な起源〜」(エマニュエル・トッド)
「内なる辺境/都市への回路」(安部公房)
「まとまらない言葉を生きる」(荒井裕樹)
「わからないまま考える」(山内志朗)
「ゆるす」(ウ・ジョーティカ)
「are we human? 我々は 人間 なのか?〜デザインと人間をめぐる考古学的覚書き〜」(ビアトリス・コロミーナ、マーク・ウィグリー)
「狂気とバブル 〜なぜ人は集団になると愚行に走るのか〜」(チャールズ・マッケイ)
「狂気の歴史 〜古典主義時代における〜」(ミッシェル・フーコー)
「答えのない世界を生きる」(小坂井敏晶)
「責任という虚構」(小坂井敏晶)
「民族という虚構」(小坂井敏晶)
「社会心理学講義〜<閉ざされた社会>と<開かれた社会>〜」(小坂井敏晶)
「生命とは何か 〜物理的にみた生細胞〜」(シュレーディンガー)
「ゆく川の流れは、動的平衡」(福岡伸一)
「福岡伸一、西田哲学を読む〜生命をめぐる思索の旅〜」(池田 善昭、 福岡 伸一)
「パワーか、フォースか 〜人間の行動様式の隠された決定要因〜」(デヴィッド・R・ホーキンズ , エハン・デラヴィ他)
「「科学的」は武器になる〜世界を生き抜くための思考法〜」(早野龍五)
「「私」は脳ではない 〜21世紀のための精神の哲学〜」(マルクス・ガブリエル)
「感情とは何か 〜プラトンからアーレントまで〜」(清水真木)
「アナロジア〜 AIの次に来るもの 〜」(ジョージ・ダイソン)
「冒険の書 〜AI時代のアンラーニング〜」(孫 泰蔵)
「「私」という男の生涯」(石原慎太郎)
「天才」(石原慎太郎)
「システム思考をはじめてみよう」(ドネラ・H・メドウズ)
「人生、何を成したかよりどう生きるか」(内村鑑三)
「世界ではじめて人と話した犬 ステラ」(クリスティーナ・ハンガー)
「古都の占領〜生活史からみる京都 1945‐1952〜」(西川 祐子)
「中村天風と神心統一法」(福山隆)
「深夜特急1―香港・マカオ―」(沢木耕太郎)
「深夜特急2―マレー半島・シンガポール―」(沢木耕太郎)
「深夜特急3―インド・ネパール―」(沢木耕太郎)
「深夜特急4ーシルクロードー」(沢木耕太郎)
「深夜特急5 ー トルコ・ギリシャ・地中海」(沢木耕太郎)
「深夜特急6 ー 南ヨーロッパ・ロンドン」(沢木耕太郎)
「ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと」(小山田育、渡邊デルーカ瞳)
「はぐれくん、おおきなマルにであう」(シェル・シルヴァスタイン)
「センス・オブ・ワンダー」(レイチェル・カーソン)
「真実 新聞が警察に跪いた日」(高田 昌幸)
「黒化する世界 〜民主主義は生き残れるのか?〜」(北野幸伯)
「安倍晋三 回顧録 安倍晋三」(橋本五郎他)
「世襲と経営 〜サントリー・佐治信忠の信念〜」(泉 秀一)
「佐治敬三と開高健 最強のふたり 」(北 康利 )
「小林一三 〜日本が生んだ偉大なる経営イノベーター〜」(鹿島茂)
「泣き言はいわない」(山本 周五郎)
「東京のヤミ市」(松平誠)
「東京戦後地図 ヤミ市跡を歩く」(藤木TDC)
「文にあたる」(牟田 都子)
「脱人間論」(執行草舟)
「幼児教育の経済学」(ジェームズ・J・ヘックマン)
「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」(五十嵐 大)
「頁の背後 (開高健全集)」(開高健)
「弔辞大全 〜友よ、さらば〜」(開高健)
「アフォーダンス入門 〜知性はどこに生まれるか〜」(佐々木 正人)
「今日も小原台で叫んでいます 〜残されたジャングル、防衛大学校〜」(ぱやぱやくん)
「急に具合が悪くなる」(宮野 真生子・磯野 真穂)
「世界は五反田から始まった」(星野 博美)
「現実はいつも対話から生まれる」(ケネス・J・ガーゲン、メアリー・ガーゲン)
「太陽の子 〜日本がアフリカに置き去りにした秘密〜」(三浦 英之)
「テムズとともに〜英国の二年間〜」(徳仁親王)
「死者と生きる」(デルフィーヌ・オルヴィルール)
「教養としての「病」」(佐藤 優、片岡 浩史)
「カオスなSDGs 〜グルっと回せばうんこ色〜」(酒井 敏)

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