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Tableauでmapboxのマップを追加して使う方法

デフォルトのマップ以外のレイヤーとしてmapboxを使用する方法について、詳細に解説していきます。

この記事のゴール

 Tableauにmapboxのマップが追加できるように!

 では、早速その方法を見ていきましょう!

1.mapboxのアカウントを作成する

 mapboxの公式サイト(https://www.mapbox.jp/)にアクセスし、右上の【サインアップ】からアカウントを作成します。

 次の画面遷移から日本語非対応となりますが、怯むことなく必要事項を入力していきます。

ブラウザがchromeの人は、右クリック→【日本語に翻訳】をどうぞ。

 入力が完了したら、次に支払い情報を入力します。こちらも怯みそうになりますが、個人で使用・開発する分にはまず無料枠で足りるでしょう。なお、支払い情報に関連するリンクを「参考」に貼付しますので、念のためご確認ください。

Google Maps Platformも支払い情報が必須だそうなので、そちらに合わせたという説も。

 登録したメールアドレスにmapboxから確認のメールが届きますので、承認してアカウントの登録は完了です。

2.Tableauで必要な情報をmapboxから取得する

 Tableauの公式リファレンスでは、以下の内容が記載されています。

マップのスタイル ID、アクセス トークン、ユーザー名が含まれます。次のようになります。
https://api.mapbox.com/styles/v1/<username>/<styleid>?access_token=<access token>

 したがって、上記URLを完成させるためにmapboxのスタイルID、アクセストークン、ユーザ名を順に取得していきましょう。

mapboxのスタイルIDを取得する

 mapboxログイン後のトップページにある【Create a map in Studio →】をクリック

 作成したスタイル一覧が表示されますので、(新しく作成するのであれば)【New Style】をクリック

 使用するマップのテンプレートを選択し、右下にある【Customize Streets】をクリック

この場合は「Streets」のテンプレートを使用します

 テンプレートで選択したスタイルのマップが起動しますが、特に設定を変える必要がなければ左上の【Styles】をクリック

mapboxでは地図情報を細かく設定できますよ!(ここでは割愛します)

 新しいスタイルが保存されるので、三点リーダ【…】をクリック

 ポップアップに出る【Styke URL】にあるリンクが「スタイルID」になります。コピーアイコンをクリックすれば、クリップボードにコピーされますので控えておきましょう。

mapboxのアクセストークンを取得する

 トップページの下部にDefault public tokenが記載されていますので、クリップボードにコピーし、メモ帳などに控えておきましょう。

トークンのリフレッシュは追加も可能です。

アカウント名を取得する

 こちらは、アカウントの登録画面で入力したアカウント名のことです。簡単ですね!

この場合アカウント名は「hassy」

3.Tableauでmapboxマップを追加する

 Tableauを起動し、【マップ】→【バックグラウンド マップ】→【Mapboxマップを追加】の順にクリック

 必要事項を入力してください

スタイル名:任意の内容でOK
URL:https://api.mapbox.com/styles/v1/<username>/<styleid>?access_token=<access token>
※太字の箇所を、これまで取得した内容に修正しよう!

 入力したら【OK】をポチっと!

こんな感じ。

 mapboxのマップが取り込めました!

完成!

 Tableauの標準マップでも十分素敵ですが、mapboxと連携することで、より詳細にカスタマイズした地図レイヤーを使用できることがわかりました。

今日はここまで。お読みいただき、ありがとうございました!

4.参考にしたサイト


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