20240414 厄介な相槌が増えている
厄介な相槌が増えている
うんうん
そうだね
そうなんだね
なるほど
たしかにね
~なんですね(相手が言ったことをただ繰り返す)
~してえらいね ←new
褒めるというのはよっぽどのことがない限り日本人はしてこなかった。
なんか最近急激に増えた気がする。しかも今までより確実に厄介なもんだ。
みんな角が立たないように生きたい。
だけど人には興味がない。
あなたも人に興味ないんでしょ?なのに自分の話してくるって、
褒めてほしいんでしょ?褒められたいんだよね。
だから褒めてあげるよ、「~しててえらいね」「~できるなんてすごいね」
ってことだと思う
もしくは自虐の裏返し。
俺にはできねえ、やりたくねえ、そんなことごめんだわ…
とストレートに言ったらめんどくさい。
だから相手の話をしてるようなそぶりをして、「~してる"あなたは"えらいね」
とすり替えている。
その実心の中では嫌味を言ってる。
これが今の流行相槌「~しててえらいね」の実態。
本気で感心するときは冷静に日本語なんて言えない。
「えっ?!」「まじ!?「すご!!」「そんなことできんの!?」
と驚くことからはじまる。
かといって、褒められることにのせられないようにしようと警戒する必要もない。
褒められたら「ありがとうございます」とサラっといえばいいだけ。
「そんなことないですよ!全然!」なんてオーバーにリアクションするのは相手からしたらめんどくさい。
相槌に対して意見したらもうめんどくさい人。
「~しててえらいね」 に謙遜で返すというのは
「たしかにね」 に対して「本気で思ってんの?」
「なるほどね」 に対して「本当にわかってんの?」
「うんうん」 に対して「ねえ聞いてる?」
とつっかかるようなものだ。
会話の中で不要なラリーはしたくない人は多い。だからこそ相槌が存在する。
黙って聞いてればいいの「黙って」には相槌が含まれる。
相槌に意見するっていうのは「黙って聞いてろ」という威嚇に値するのだ。
会話について言えば、間を怖がる人も増えた。
私は間がそんなに怖くないので、お互いが黙っている状態のときはただただ話すことがないだけ としている。
間を怖がってなんとなくで話題をふられるほうがめんどくさい。だったら黙っていたい。
黙っていても時間は経つし、時間が経てば離れる時間も来る。あわてる必要はないのだ。
もちろん話したい事があれば話せばいいと思う。「はらへったな~」って漏らすようなことから会話すればいいだけ。
だから私は出世することはないんだろうな。
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