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11月24日の日記 色々な愛好

・仕事をしてた。

・学生、電車で見ると「すげ〜」って思う。あまりにも大量にいるから。本当は同じ会社の大人たちも同じ電車に乗っているんだけど、「同じ服を着ている」というビジュアル的迫力がある。

・毎日自分で着る服を選ぶことの解放感と煩わしさに、もう12年も喜んだり悩まされたりしてるのか。びっくりする。もう学校行ってた期間より全然長いじゃん。なのにこんなにも学生時代が「永遠」なのか。本当に驚く。すごい。この理由って科学的に解明されてるの?

・ひとつの事象に喜んだり悩まされたりするのは、そんな悪いことではないと思う。何事にも複数の側面が存在するし、しているはずだからだ。逆にひとつの感情しか覚えないんだったら、あんまり深く感じられてないんだと思う。

・「自由からの逃走」と初めて聞いたときは憤慨したけど、毎日こんなにもたくさん好きにしていいと言われると不安になるってことも、よく分かった。


・今日は整骨院に行く。


・ちいかわでは、長かった『島編』が遂に終わろうとしている。

・一ツ葉と双葉を「白夜行」と呼ぶツイートを見て、私は不機嫌に唸った。

・亮司と雪穂の関係は結局謎に包まれたままなのに、なんか……ラベリングされるようなものじゃないのに……という、唸り。ミステリアスだからこその魅力を「ミステリアス」と言ってしまったら台無しじゃん。

・言いたいことは分かる。薄暗いところを歩き続けるしかない一ツ葉と双葉は共犯関係である。分かる。でも亮司と雪穂は、結局共犯だったのかさえ分からない。

・いや分かるけどね!?共犯だったと思ってるけどね!?!?それってミステリーを推理して解明したから分かることで、原作にはどこにも書いてないじゃん。読者にとって完全なる自明の理ではないことをラベリングに使うのって……ちがくない!?!!!?て言いたいわけオタクは!!!!

・それは置いといて、共犯関係、ええよなぁ……。すっきゃ……。

・共犯関係であることそのものには心掴まれない。「共犯を犯すほどに絆が深い/運命的だ」みたいなのが好き。絆をより強く輝かせるための闇、なんだよね……共犯は……。

・だから、偶発的共犯とかにはあんまり興味ないかも。キリキリし過ぎて「殺っちまえ!」って気分になっちゃう。こういうギリギリ共犯関係が好きな人もいるんだろうな。

・あとは、共犯関係を如何に隠すか・乗りこなすか、という一種のアクション劇を楽しむタイプの人もいると思う。

・色々な共犯愛好家。

・私は女装愛好家なんですが、よくある「似合わない様子を愛するのが女装愛好家の醍醐味」の意見には異を唱えたい。

・いいだろ。似合ってても。

・なぜか「似合ってないものを敢えて愛する」みたいな姿勢が声高にフィーチャーされてるけど、似合ってても全然いいじゃんと個人的には思ってる。

・ガチ女装も、バラエティ女装も、割と何でも好きだ。どんな形であれ女装してくれていればそれでOK派。だから、「え……なんか勝手に醍醐味とか言わないでほしいんだけど……😑」と思ってる。全ての人間の女装が見たいから……。

・「似合ってない女装愛好家」ならそう言えばいいのに、なぜか「女装愛好家とは」と主語を広げる。広げないで〜!!!全ての人間の女装を見せて〜!!!

・似合ってるも似合ってないも愛して〜!!嘘、別に愛さなくてもいい……。私が愛すから。だから、なんか「これこそが醍醐味」みたいな言い方はやめてほしいなと思う。全ての女装家に幸いあれ。

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