9月13日の日記 胡蝶蘭のおじいちゃん
・「そろそろ夏終わったし花飾れるんじゃない?」と思って、胡蝶蘭を買いました。2本。
・2日で花びらしわしわになってんのよ。なんで?
・お水も変えてるし、出かけてる日は窓の近くに置いて外気に触れさせてるし。
・なぜこうもしわしわなのか。花よ。
・どうしわしわかというと、おじいちゃんの手から脂肪が減って血管が浮き出て見えるやつのしわしわです。紫の花びらに通った脈だけが濃く分厚く、植物特有の「生きるためなら何でもするぞ」というシステムの最たる特徴が出ています。
・怖い。なんで?
・大事にしてるんだけどなあ……。
・お花って難しいなあ。
・ほんとは土に植えた方がいいらしいですね。水だけで保たせる切り花は栄養が足りないとか。「切り花の方が水に挿すだけでいいから楽ちんそう」というイメージとは逆に。
・植物も料理も、「私がこう信じてるんだからこれで正しくなるはず」という思い込みが通じないですよね。これが対人とか創作だと「粗削りだけど情熱を感じる」みたいなのが通用したりする。自然はシビア。
・マイナスポトフをもう一度作ろうと思いました。今度は圧力鍋を最初から使ってキャベツも適量にするぞ!という意気込みです。
・手羽元と玉ねぎを圧力鍋で煮込み終わろ、圧力を下げ水蒸気ブシューって出るやつをしようとしたときのことです。したのですが……。
・なかの……お出汁たちが……ブシューって出て……。……。
・まずコンロ周辺が大惨事になりました。おいしそうな汁でテカテカです。
・これを拭き終わり、「とりあえず蓋取ってみよ!」と開けました。
・出汁、半分ぐらいになってた……。
・第二のショック。
・圧力鍋ってどうやったら正常に使えるもんなの!?怖い!
・ということで調べてみました。加熱終わりすぐ開封、という訳にはいかないものらしいですしばらく置いて圧力が戻るのを待つ!そうなんだ……。
・まあ、水と白だしを加えて再度煮込んだので、大丈夫でしょう!火事未遂を引き起こしたときに比べれば全然マシ。
・ポジティブポジティブ。
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