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心霊スポットで下ネタを叫んだら・・

あれは僕がまだ10代の頃だったと思う
バイト先の後輩と怖い話をしていたら
「おれ幽霊とか全然怖くないんすよね。近くに有名な心霊スポットあるんで行きましょうよ」と余裕な表情で言ってきたので
「いいよ。行こうぜ」と軽い気持ちで引き受けていくことになった2人だと心もとないのでその場所の道案内としてもう1人霊感があるというバイト仲間に渋々ついてきてもらい
そいつの車で連れてってもらうことにした
そして1時間くらい車で走ると神社の石段の下に着いた
すると運転してくれた霊感のある奴が
「悪いけど 俺車で待ってるわ」というので
僕と後輩2人で神社に登ることにした
ライトを持ってなかったので真っ暗のなかを一歩ずつ進んでいくと途端に余裕ぶってた後輩がめちゃくちゃビビりだして
「なんか・・奥の方に白い光みたいなの沢山見えませんか?あれなんですか?」と聞いてきた。確かに石段の周りの木々の間にポツポツと白い光が見えたが僕は強がって笑って
「チンコー!!」とでかい声で叫ぶと後輩が
「やめてくださいよ!幽霊怒っちゃいますよ!」とあわてふためいていた
僕が「ビビッてんなや」といい笑いながら
「マ〇コー!」とでかい声で叫ぶと
どんどん白い光が集まってくるのが分かった
すると後輩が「光増えてますよ!やめてくださいよ!」と泣き出しそうな顔して止めてきたので仕方ないからやめて頂上まで黙って登ることにした頂上に着いてとりあえず証拠の写真を撮り足早に車に戻ろうと石段を下りていくと思いっきりこけてしまった
一説によるとその場所の石段の2段目と4段目を踏むと呪われるというんだが僕は4段目で足を滑らせてこけたのでびっくりした
一瞬祟りかもと思ったが足がもつれただけだと自分に言い聞かし車に戻ると車で待ってた霊感あるやつが開口一番
「どっちか幽霊つれてきてるわ・・」
怖いことを言ってきた
それを聞いてビビりの後輩が
「ぺささんですよ!」
「ぺささんふざけてチンコとかマ〇コとか叫ぶんすもん!」と凄い勢いで責めてきて俺のせいにしてきた
すると霊感ある奴が呆れるように
「おまえやめろよ・・」と頭を抱えだし車のフロントガラスを指さして
「ここに引っかき傷ができてんだよ。今までなかったのに」とまた怖いことを言ってきた
(こいつビビらせようとわざと言ってんじゃないのか)と思ったが顔は真剣そのものだったので(えっ!?マジなの?)とちょっと信じてしまったそれでとりあえず塩を買ってきて清めようと言い出し近くのコンビニまで
車を走らせ塩を買って2人ともそいつに塩をかけてもらった
僕はふざけながら塩をかけてもらいその日は帰宅することにした
後日現像した写真を見ると明らかに僕の肩に
大きい白い煙みたいなのがくっついていて
(なんだこれ気持ちわりぃ)と思っていると
ビビりの後輩が「ぺささんご愁傷様です」とムカつくことをほざいてきた
(なんか悪いこと起きるかな~)と
一瞬不安になったがそれから特に何も起こらなかったので
僕の守護霊的なものは強いんだろうなと安心して僕はますます調子にのって みんなの前で「こいつめちゃくちゃビビっててさ~」と
その後輩を馬鹿にして笑いを取っていた

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