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2022 秋セメスター(後半)の振り返り

3月に入ってFinal Exam/Projectも終わり、無事2022秋セメスターも修了させることができたので今回は後半の振り返りを行なっていきます。

Algorithms and Data Structures 2

ADS2の後半はLinked Listから始まりStacks, Queues, Trees, Heap, Graphとデータ構造を学びました。こちらはすでにほかの科目で扱ったことがあるのでそこまで難しくなかったのですが、pseudocodeに落とし込むとなった場合が難解でした。アルゴリズムは理解するまでが難しく自分がいかに馬鹿であるか気付かされる科目でもありますがそれと同時に理解した時の嬉しさや楽しさを知って、アルゴリズムの魅力を感じることができました。まるでマジックを見ている時は感動してどうやってるのか見当もつかない気持ちになるけど種明かしをされるとそうなっているのか・・・!という感覚に近いです。勉強はYoutubeを使ったりもしましたが、基本的に授業動画とEssential Readingで十分補えるくらいクオリティの高い内容でした。

Agile Software Projects

前半に作成したレポートをもとに実際にチーム開発を行なっていきます。後半からメンバーがそれぞれの事情でMTGに参加できないこともあったりしましたがそれぞれ自分のタスクをちゃんとやってくれてめちゃくちゃ助かりました。Final Projectは作成したチーム開発のソースコードと10,000wordsのレポート提出でした。この数ヶ月は毎週土曜にみんなで集まってただけあって最後のMTGは寂しくなってほぼ雑談をしてました。スピーキングは相変わらず文法がぐちゃぐちゃになっちゃうのですがそれでも私は話したいという気持ちが強いらしく、会話に入りたがる面倒くさい奴だと気づきました。(それでも話を合わせてくれるメンバーがすごい)やっぱり自分は一人で勉強するより同じ生徒と一緒に勉強しながらの方が好きだなと思いました。

Programming with Data

この科目は前半と同じく授業動画は観ておらず、ひたすら過去問をBing AIに教えてもらいながら解くという手法を使っていました。(これが後に大惨事になるとも知らずに・・・)
Final Examの数日前にWebinarに参加した生徒から教授がFinal Examの内容変えたらしいよというコメントを見ていてそうなんだ〜くらいに思ってたのですが実は昨今のChatGPTによる対策として過去問とは全く違う試験内容に変わっていました。内容は「授業動画のここについて問題点とそれに対する解決策を書きなさい。」という感じで授業動画を完全に記憶してる人以外は答えられないようなあり得ない問題になっておりました。私のような授業動画を観てない人たちには大打撃で、とりあえず時間内に解き終えましたが、結果は悲惨な感じだろうなと思います。ただ不幸中の幸いで中間課題の結果が94%だったのでそれでカバーできることを祈ります。。

Graphic Programming

後半になるにつれてどんどん難しくなっていき、3Dではテクスチャやカメラ、ライティング、マテリアルを勉強したり、画像のピクセルをいじってInstagramのフィルターみたいなものを作ったり、Computer Visionのトピックではカメラに映る動きでモーションを加えたりしました。内容は難しいのですが教授の教え方が本当に上手くてさすがグラフィックを強みにしてる大学だけあるなと思いました。といってもやってることは難しいので課題となると時間はそれなりに掛かりました。Final Projectは授業で扱ったトピックに出てくるコーディング課題を提出するだけなので自分のペースでやることができました。

最後に

フルタイムで働きながら4科目受けるのは大変でしたが無事Level 5まで修了できました。大学で学び始めた最初は大変に感じていたものが慣れなのか適当なのかそこまで大変に感じなくなっていることに気付きました。イギリスとの時差も深く考えなくても何時かわかるようになり、大学側から中間課題のフィードバックをしましたという連絡が来たけど見れなかったり、次の履修登録ができずに問い合わせる羽目になったり、理不尽なことの方が多いけどイライラもしなくなりました。(イライラしたところで変わらないという諦めの境地にも近い)今年は大学院も決めたりしなければならずで相変わらずバチくそ忙しいことには変わりはないのですが今はこの春休みをエンジョイするべく溜まっていたウォッチリスト&積読の消化や新作映画、The Last of Usをプレイして勉強のことは忘れたいと思います。

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