見出し画像

オンラインのUniversity of Londonに入学した話

今回オンラインのUniversity of Londonについて私なりに調べたことや感じたことを備忘録としてまとめることにしました。

入学するに至った経緯

私はYMSというイギリスの就労ビザに当選し、今年の3月からイギリスに渡英予定でした。しかし、コロナの影響もあり渡英したところで就活もままならないのではと思い渡英を延期することにしました。その一週間後にロンドンはロックダウンになってしまったので、渡英をしていたとしても自分のやりたいことはできていなかっただろうなと思いつつ、日本にいて何かできないかと色々試行錯誤していました。そこで、University of LondonにはWorld Classというオンラインで受けるコースがあることを知りました。

Computer Scienceを選んだ理由

私が選んだのはComputer Scienceのコースです。現職はECの会社でARの開発に携わっており、最新技術を扱っても基本的な部分が抜けていて、その時その時で勉強することに限界を感じていました。それと、イギリスで就活するに当たって気付いたのはエンジニアの採用条件としてCS学位必須が多く見受けられたのも理由の1つにあります。(あくまで個人的見解)

University of Londonについて

一括にUniversity of Londonといっても色々ありますが、完全オンラインでBachelorのCSを提供してるのはGoldsmiths校になります。ここはアートでは有名な大学で、私はアートも大好きで最新技術と組み合わせて何かしたいなと思っていたので更にこの大学に行きたいという気持ちが増しました。
World Classは入学から卒業まで完全にオンラインですが、通学にtransferすることも可能です。(必須科目を終わらせておく必要があったりと、条件があるようです。)

カリキュラムについて

CSのコースもMachine Learning and Artificial IntelligenceやGames Development, User Experience, VRなど様々なコースがあります。今回私はVRコースを選びました。具体的なカリキュラムは公式にわかりやすく掲載されているので気になる方は確認してみてください。

University of the Peopleとの違い

完全オンラインの海外大学で有名なのはUniversity of the Peopleかと思います。こちらでもCSのBachelorを取得できるので、何が違うか比べてみました。

・University of the People の方が学費が安い
これは圧倒的にUniversity of the Peopleの方が安いです。University of Londonもロンドンに住む必要がないのと通常キャンパスに通う場合の学費に比べたら安い方なのですが、やはりそれでも卒業までの学費はそれなりに掛かります。

・University of Lodonは英語のコースがない
University of the Peopleは英語の資格がなくても入学してから英語コースに入って勉強することができます。University of Londonはある一定のレベルに達した英語資格の証明を提出する必要があります。ただ、BachelorなのでレベルはMasterほど求められません。

・期間の違い
University of the Peopleはアメリカの大学なのでBachelorは基本的に4年から8年掛けて取得しますが、University of Londonは3年から6年になります。

他にもあるかもしれませんが、個人的に大きく違うなと思った点はこんな感じです。

サンプルのコースを受けてみた

University of LondonのCSにapplyするまでにお試しのコースがあったので受けてみることにしました。気になる方はまずこちらを受けてみることをお勧めします。

このコースはfoundation courseでも使われる内容らしく、数学とコンピューターについての基本的な事とプログラミングの3つに別れています。受講生同士で行う課題や、お互いのエッセイをチェックし合うPeer Review AssignmentやGrade Quizなど実際の授業を体験できるのでどんな感じか把握しやすいと思います。

次の記事では申請にあたってやったことなどを書きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?