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Eureka!メソッドとは

Eureka! そういうことか!
「新郎は仕事の選り好みが激しいんです。好きな仕事は放っといてもいくらでも細かくやるのに、嫌いな仕事はすぐサボるのです。」と上司に公開説教されたワタクシですが、そのときから、これは真理だと思っています。
どうも日本人は苦行は正義、我慢は偉いと信じている節はあるのですが....

中学1年生の国語の授業で漢字を覚える課題があって、こんなことがありました。

書けなかったのは「ツドう」「トウトい」「クラモト」

書けた子に尋ねました
ツドうって他の言葉で言うと何て言う?
集まる

書けなかった子は「あっ!」と気付きました

トウトい物は他にどんな言い方がある?
貴重品
「あっ!」

一方でクラモトはあんまりピンとくる別の言葉が見当たらなかったので、蔵と書いてみせました。

休み時間に聞いてみました。
自分で気づいたときと先生(いや、ワタクシですが)から教えてもらったときとどっちが気持ちよかった?

自分で気付いたとき!

だろ?先生はヒントをあげるから答は自分で見つけな。
先生は答を知らない問題は出さないから。

辺り一帯が霧に包まれて、周りの景色がよく見えない。
その霧が晴れて景色がハッキリクッキリ見えたとき気持ちいいでしょう?
よく見えないのは霧のせいじゃないかも知れません。
慢性脳性白内障(いわゆるbrain fogの造語です)が原因かも知れませんよね。
自分で霧を晴らす体験を積んでいったら、楽しい体験を重ねたら、勉強を好きになるんじゃないですかね?

これが、好きな仕事は放っといてもいくらでも細かくやるのに、嫌いな仕事はすぐサボると叱られたワタクシが提唱するEureka!メソッドです。

こういう経験は学校ではなく家庭で環境を作るものだと思います。問題の答を教えるだけが教育ではないと思います。自分で答を見つけることは、社会に出てから求められるスキルでもあります。

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