矛盾?

こんな言い方が、よくされる。

A) 就職氷河期に就活を行った年代の方は、多くが正社員になれず、非正規雇用に甘んじた。彼らが中年になってなお、その状況は変わらない。国民年金すら、十分に積んでない。彼らが老年期にさしかかると、生活保護の窓口に長蛇の列ができるであろう。

一方、こんなことをいう人もいる。

B) なんであれ仕事は仕事、気の持ちようでやりがいが出る。どんな職場でも、ベストを尽くしていれば、見る人はちゃんと見てくれて、もっといい仕事に巡り会える。

私の意見は、こうだ。

C) その時その時の経済情勢は、万人に等しく与えられた試練。いつの時代であっても、努力し成果を積み上げる者は、いつか報われる。

私は B) に近いね。皆さんは、どうですか?

これに関連した話題で、正社員の解雇が事実上できないことが、A) をより深刻にしていると思う。正社員の解雇は、当事者にとって見れば災難だ。しかし、問題のある社員を切って、他の有能な人材を取り込みたいのは、普通の企業ならみな考えることだ。

私が過去経験した中で、不良社員が2人いる。一人は、病気で休んでばかりで、たまに出てきても仕事をしない。もう一人は、休まないが、職場を放ってどこかへ消えてしまい、帰ってこない。

単に働かないならまだいいが、他人に迷惑を及ぼす社員は、解雇できて当然ではないか? 「整理解雇の4要件」は、まちがった判決と物の本に書いてあった。すべからく撤回すべし。


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