ショルティ/シカゴ交響楽団のエロイカ

オケの音は乾いていて、スコスコと良く鳴っている感じ。慣習的な楽譜の変更は、なし。トランペットもホルンも、譜面通りに吹く。アメリカのオケが、機能美を極めた一つの姿だ。ずっとこればかり聴いていると、ドイツのオケのしっとりとした、馥郁たる香りの響きが恋しくなるだろうか?でも、たまにはシカゴもいい。

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