無駄_画像素材

「無駄仕事」の考察

※画像は「カメラ兄さん」さんのご制作です(「写真AC」から)

twitterで「オフィスの無駄仕事」を募集していました。「無駄仕事」は、かつて某銀行の職員だったころ、いろいろやりました。

最初から脱線しますが、Amazonにて「はみ出し銀行マン」というキーワードで検索してみてください。このシリーズの著者は、ある有名銀行の職員さんでした(今はどうされているのかな?)

この「はみ出し銀行マン」さんは、「事務センター」という部署におられました。この「事務センター」は、銀行が、お荷物職員をよく送り込む部署でした。

私自身も「お荷物職員」で、アラフォーからアラフィフまでその部署にいました。そこで私がやっていた仕事は、例えばこんな感じです。

・封筒にゴム印を押す(ゴム印に書いてある文字は「所属部署」とか)
・口座振替業務で発生するコンピューター帳票の整理(ミシン目から切り離す)
・支店で、保管期限が超過した書類をキャビネットから抜き、ダンボールに詰めるとともに目録を(手書きで)作る
・支店で、雑益編入口座の「印鑑届」を綴りから抜き取り、別の綴に移す(雑益編入口座=10年使われてない口座 です)

それぞれ、必要ではあるが優先度の低い作業です。また、当時の銀行事務作業が「紙ベース」であったことが、大きく関わっていますね。

なぜこんな仕事を発掘?して、職員にやらせる必要があるのか?それは、正社員をクビにできないことが関係しています。
クビにはできないが、職場で放置することもできない。それなら、これらの作業をやらせよう!ということです。

また、そのような、出来の悪い社員にさせる「仕事」を見つける、探す、取ってくる、そんなことを担当している「部署」がありました。(モチベーション湧かなかったでしょうねえ)

世の中は、大きく変質しました。いま、私の古巣も含め、多くの企業にはそんな(使えない社員を飼い続ける)余力がないと思います。そう考える根拠として、大手金融関係企業が「介護」関連業務を行う子会社を作り中高年をそこに送り込んだりしていることが挙げられます。

まったくもって、まとまらない文章でごめんなさい。・

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