「GIVE ＆ TAKE」要約

●本書の結論

「成功するギバーになり、搾取されるギバーにはなるな」

●人間は3パータンに分類できる

1. ギバー（相手に与えることを信念にしている人）

2.テイカー（相手からもらう、与えてもらうことばかりを考える人）

3. マッチャ―（ギバーとテイカーの両面をバランスよく備えている人）

それぞれの全体に対する割合としては、

ギバー：20%　テイカー：25%　マッチャ―：55%

●3パターンで成功しやすいのはどれか？

ギバー＜ テイカー ＜ マッチャ― の順で成功しやすい。

・ギバーは、相手に与えることばかりを優先してしまい、自分が本来するべきことに時間と労力を注ぐことができなくなるため、3位。

・テイカーは短期的には成功しやすいのだが、マッチャ―に仕返しをくらい、長期的にはその地位をキープすることができないため、2位。

・マッチャ―は、相手との利害関係を見極め、バランスよく与えたり、もらうことにもこだわるため、1位。

しかし、本来はマッチャ―よりも成功しやすいのは、ギバーだと筆者は主張する。

●成功するギバーとは？

ギバーには2種類いる。

・成功するギバー

相手とwinwinの関係になることを重視し、相手に与えることで、自分の数字も上げていくという視点を持っている。誰に対して、どのように与えるかを見極める力に長けている。

・搾取されるギバー

与えることばかりに目がいってしまい、自分の数字を下げてでも相手を優先してしまうため、自分は上がっていかないし、やがて与える余裕すらなくなってしまう。

3位になっていたのは、搾取されるギバーのこと。

一番成功しやすいのは、成功するギバーになり、他者と共に成長していくためには、どのように与えることがベストなのかを考えることができる人である。