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とりあえず始めてみるその33

前回の続きからダイニングの床材には良いもの使いたかったので栗材をお願いした貼り方も色々あるそうで当初ヘリンボーン貼りを考えたがこのうちには些か、かっこよすぎるような気がして即刻取りやめた。木造の学校のような貼り方をお願いした

キッチンの作業台からテーブルが見えその先に目をやると庭があるのだが

遮断したくないので2m程のガラス戸を付けてもらう

我が家には改装部分の対面に仏間とに客間があるのだが

今回その部分はそのままにしてる。

ので改装部分には壁と戸を作る必要があった

このデザインは色々意見した

1、引き戸である事

2、玄関からの光が入る事

3、全貌をチラ見せしたい事

これを元に考えたのが茶室のような小さい入り口をつけよう思ったが、毎日屈んで入るのも不便だと思い却下、引き込み戸にしようと思ったが仕様に問題が生じるとの事でこれも却下

なので小さい入り口はフィックスのガラスで表現して引き戸は上からつるタイプの戸で落ち着い

ここら辺の元になってるのは中村好文さんとその師匠の吉村順三さんの建築が元になるのだが建築士さんとの打ち合わせでは僕らはよく様々な固有名詞を出して話すのがこれを汲み取ってくれるので助かっている

ダイニングの大きい窓には90cmの位置に植物を置いたりお茶を置くような机を設置するのだがこれに合わせて入り口のガラス部分も90cmにした。

寸法を統一したかったのは目から入る情報を均一にしたい意図がある

玄関とダイニングの床材は木で統一したがキッチンとリビングは安価な素材にしたこれは床は不均一な部分を出したかった意図がある。

この素材にも色々意見したがリビング、ダイニングとキッチンで素材分けしてる

ダイニングとリビングは陽の光

キッチンや洗面部分は陰の光

この二面性を表現してる

続く

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