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【自分を好きになろう】人を嫌いになるメカニズムとは?自分が嫌いな人は誰も好きになれない。

 誰にでも苦手な相手、嫌いな人というのはいると思う。でも、そんな相手が多いか少ないかは人によって大きく違う。その差はどこから来るのだろう。

 苦手な相手、嫌いな人とは「その人の前にいるときの自分が嫌い」という存在だという話を聞いたことがある。わかりにくいと思うので、もう少し説明しよう。ある人と向き合うと、緊張して平常心を失い、考えがまとまらず、話をしてもしどろもどろ、いやな汗をかき、その場から逃げ出したくなる、といった経験がある人は多いだろう。快く思わない人の前では表情も醜いに違いない。そんなときの自分はかっこ悪くて情けないと感じる。そんな思いをしたくないので、その人とはできるだけ会いたくないと思うようになる。悪いのは自分ではなく、そんな風に感じさせる相手の方だと考えて自分を納得させる。それが嫌いな人、苦手な人の始まりだというのである。なるほど、面白い話だ。

 逆に好意を持っている人と向き合うと目は輝き、心は踊り、いつまでも話していたいと思う。生き生きとした表情になれる。そんな風に感じさせてくれる相手だから、また会いたくなる。そう考えると、自分のことが好きになれない人は誰も好きになれないということになる。自信を持ち、いつも幸せを感じている人は誰と会っても動じないので、人を嫌うこともあまりないということなのだろう。

 自分を否定しないこと、自分を大切にし、自信を持つことが幸せのもとになるというわけだ。最初は一生懸命努力しないと難しいかもしれないが、うまく回転し始めたら生き方が変わるかもしれない。

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