カンピューに行きたくなることがある
疲れたらいつも行きたくなる場所があります。
ここはミャンマーの農村、カンピュー。
ミャンマーの中でも、屈指のお気に入りの場所でございます。
ヤンゴンからバスで8時間、その後船で6時間でやっとたどり着ける、電気もほとんどないような村です。
しかし、この川辺に1人で座って、1時間、2時間ぼーっとすると、旅の疲れがすーっと癒えていきます。
川辺スーパーヒーリングタイムの後、農村の人達と、よく一緒に甘ったるい紅茶を飲んでました。
日が暮れると本当に真っ暗で、星が綺麗でした。バイクにのると、まるでスペースマウンテン。
僕がミャンマーに住んでいた、5年以上前の話です。
"日本のカンピュー"どこだ
帰国後、カンピューがときおりフラッシュバックするものの、日本からはなかなかどうして遠いです…
「家から2~3時間で行ける、"日本のカンピュー"はないかな...?」
気が向いたとき、そんな場所を探す日帰り旅行をするようになりました。(新幹線は一旦使わず。)
それなりに大きな駅で自宅からアクセスが良いのは、横浜駅です。電車を想定していたので、ここを基準として10km刻みの同心円を引いてみました。
のんびりできそうな場所はどこでしょう…?
丹沢・箱根あたりは50km圏内ですね。秩父や大月は60km越えで少し遠いですが、電車をうまく使えば、3時間で行けそうですね。
山梨側でもいってみるかー、そんなことを思っていた矢先。
「あれ、南房総が50kmくらい…」
「でも海があるしな…3時間じゃ無理か…」
「いや、でも海を突き進めばよいのでは…」
調べたら、久里浜(神奈川県)から、金谷(千葉県)へフェリーが出ていることが分かりました。
自宅から久里浜まで90分、久里浜から金谷までフェリーは40分、金谷から南房総まで在来線で20~30分くらい。
乗り換え合わせて3時間くらいで行けるような見立てになりました。
いざ南房総
実際には、久里浜駅からフェリー乗り場が結構遠くて。見立てが下手くそでした。
でもフェリー乗ると、テンション上がりますね。
ぼんぼやーじゅ!
久里浜の乗り換え時間を見誤って最短プランが崩れましたが(笑)、4時間弱くらいで、館山まで来られました。
そして、全然栄えてました。(当たり前。)
この辺で1番落ち着いているところはどこだろう?
富浦の浜辺
車窓から駅の雰囲気を見つつ、館山駅から2つとなりの富浦駅付近でゆっくりすることにしました。
謎のオブジェ(?)を横目に、海の方へ、浜辺の方へ。
とうとう着いた海は、穏やかでした。
のんびり日向ぼっこをして、来た道を戻ったのでした。(終わり)
まだまだ"日本のカンピュー"を探します!
南房総の旅は、フェリーも浜辺も高まりましたが、逆に山っぽいところにも行ってみたくなりました。
引き続き、僕にとっての"日本のカンピュー"を探していきます。
きっとそれらは、3密の逆の、"開けて"いて、"疎な"場所だろうなと思っていて、時代柄としても胸熱ではないかと、勝手に思っております。
そんな場所が、それなりに近くに、いくつかあれば、とても楽しくなるなあと感じています。
※南房総に行ったのは、去年の11月のこと
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