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受けるスタイル
鼻先をくすぐる春。新学期、授業も2週目に入ってきました。
おのおのの先生に授業をするスタイルがあるとすれば、学生の側にも受けるスタイルがあるものだと考えさせられます。
ある人は、席は必ず前のほう。緊張感があっていいらしい。ある人は、どの授業も20分きっかり遅刻。20分までの遅刻は目をつぶってもらえることが多いから。
私も上回生になり、ちょっとした作法を自分でもつようになりました。
それは、「教員のことはすこし調べて授業に臨む」。
この先生、いまは文系科目をやっているけど元々理系だったんだ、とか、もとから大学教員ではなくこんな実務経験のある先生なんだな、といったことを把握しながら聞いていると、まったく同じ話でも、ちがう意味を読み取れることがあるからです。その人のバックボーンを知っていると、そのことばの理由がわかったりします。そうすると、ちょっとニヤっとしながら授業がきけるというわけです。
ネットで少し検索するもよし、論文読んでみるもよし。ある先生の学生時代のキラキラエピソードをある本で見つけたときは喜びもひとしおでした。
ちなみに、まったく初対面の先生の場合、1回目の授業の前には何も調べないことにしています。先入観をもたずに第一印象を大事にしたいからです。そんなわけで、新学期の授業2週目というのは、ものを調べるのに忙しい時期です。
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